はじめに
これは「私の」キャリアパスです。
どうすれば今の会社でより評価され、給料を上げられるかを考えました。
なのでシンデレラストーリーのように短期間で年収1000万円超え!とかそういうものではありません。
※もちろん私に特別すごい才能がある訳でもないです。
ほとんどの人には参考にならないかもしれないですが、良かったら見てください…!
私について
新卒入社で入り、ずっとSEをしております。今年7年目です。
基本的には開発がメインで、その他には開発したサービスの販促活動などを行っています。
会社について
従業員数:かなり多い
平均年齢:45歳
自分で言うのも変ですが、いわゆる大きい企業に就職しています。
年齢層がやや高めなこともあり、入社9年目くらいまでは若手と呼ばれます。(少し恥ずかしい…)
また会社の評価基準は以下の5つから成り立ちます。
- 年次
- 個人業績
- 高度資格を有していること
- 大規模な案件にPM/PLとして携わり、成功に収めていること
- 定期的に発信活動を行っていること
基本的には年次が上がれば勝手に給料も上がりますが、
若くして評価されたいとなると2~5の項目を頑張る必要があります。
どうすれば会社で評価されるか?
ここからが本題です。
現状の課題
自分の率直な意見を言うと、
今のままでは周りの方と比べてあまり評価されないのではないかと思っています。
といいますのも、私の部署では「年次が高い方がPM/PLを行い、若手が開発を行う」という傾向にあり、
現状、大きい案件をメイン担当で任せられることが滅多にないからです。
また、そもそも大きい案件が私の部署に回ってくることが少なく、大規模案件でのメイン担当の取り合いになってしまう状況もネックです。
もちろん経験のある方がマネジメントを行い、経験の浅いSEが開発やテストなどを行うのはプロジェクトの進め方としてはごく自然で当たり前なことですが、
このままだと評価項目の「4. 大規模な案件にPM/PLとして携わり、成功に収めていること」を達成するのにあまりにも時間がかかってしまいます。
自分の長所
若手の私が年次が高い方と比べて評価されるべき点もあります。
それは「資格」と「発信活動」です。
私の部署では目標として「半期に1つ資格を取る」ことが掲げられていて、
私は必ず毎期資格取得してきました。
というのも勉強自体は嫌いではないですし、当時は家庭も持っていなかったので、
何かしら毎日1時間は試験勉強を行っていました。
その結果、入社4,5年目で「応用情報」や「データベーススペシャリスト」に合格することが出来ました。
逆に年次が高い方は家庭などの理由で自由時間が少なく資格取得は行っていませんでした。
また発信活動についても同じ理由で、私の方が行えています。
※あくまで私の部署内の話で、年次が高い方でも研鑽を行っているSEは世の中に大勢います。
今後の方針
上記の内容を評価項目に照らし合わせると、このような結果になりました。
- 年次 → ×
- 個人業績 → △(同期では良いが年次が高い方と比べると低い)
- 高度資格を有していること → 〇
- 大規模な案件にPM/PLとして携わり、成功に収めていること → ×
- 定期的に発信活動を行っていること → 〇
今のところ2勝2敗1分けですね。(勝率とは?って感じですね)
評価を上げるには負け数を少なくしたいです。
年次はどうしようもないので「大規模案件でのPM/PL」を「勝ち」にする方法を考えていきます。
大規模案件でのPM/PLを獲得する方法
年次が高い方を押しのけて、PM/PLになるには「実績作り」「専門性」「肩書」の3つが重要になってくると思います。
実績作り
まずは「実績作り」です。PM/PLの経験が少ないことには呼ばれません。
今までは開発メインでしたが、PM/PLもできるように二刀流になります。
※ビジネス用語で言うと、π型人材に当てはまりますかね。
ただ「初心者からのスタート」だとは思っていません。
今まで開発メンバーとしてPMの仕事を見ていましたし、開発者ならではの目線でお客様にプラスαの提案が出来るはずです。
なので小・中規模の案件にはどんどん参画して経験を積み、プロジェクトを成功させていきたいです。
専門性
例えば、スマホアプリ開発の案件があった際にPM/PLとして抜擢されやすいのは、「過去にスマホアプリ開発案件に携わっていた人」なはずです。
こういう風に自分の経験や強みを生かしてプロジェクトに参画できるように、試したことのない技術の検証や習得は日頃から行っていきたいです。
また当たり前ではありますが、プロジェクトはネットワークやDB、アプリ開発など様々な要素から構成されているため、PM/PLを行う立場として「自分が得意なことを伸ばす」だけでなく「自分が出来ることを増やす(オールラウンダーになる)」ように足りない技術を吸収していきたいです。
肩書
「実績」でも肩書は付きますが、もう一つ「資格」でも肩書を付けられると考えています。
なぜならPM/PL初心者でもIPAの「プロジェクトマネージャ」試験に合格さえしてしまえば、客観的に見ると「高度IT人材」に位置付けられるようになるからです。
先述の通り、私の部署では資格取得に前向きな方は少ないので、ここが差をつけるチャンスだと思っています。
自分の中で資格は勉強時間さえかければ合格できるものなので、プライベートの時間を有効活用して試験に合格できるように勉強していきたいです。
※PM/PLとして実務経験を積んだ後に「PMP」試験にも挑戦する所存です。
最後に
自分のキャリアパスに関する考えや方針が正しいかどうかは分かりませんが、
Qiitaで原稿を書いていくうちに思考が整理され、目指す先がハッキリとした気がします。
(あと投稿することで後に引けない状況を作り出すことも出来ました)
また今秋のプロジェクトマネージャ試験の結果が出たら報告したいと思います。
良い結果が出せるように頑張ります!