14
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

無料でも、ここまで学べるudemy

1行で

 Udemyの無料コースは幅広くコースが揃っており、学習をサポートする機能も豊富なため学びがいがある。自分のスキル領域の拡大のために活用することをおすすめしたい。

背景・目的・読み手

背景

Udemyなかなかいいっすよ!」とおすすめされたにも関わらず、そのままほったらかしになって半年~1年強。すっかり存在を忘れそうになっていたが、今回あなたの学びをシェア!2020年までにUdemyで学んだこと02【PR】Udemy Advent Calendar 2020が公開されたことをきっかけに、折角だからAdvent Calendarに参加してみようと思い立った。

目的

  • Udemyを知らない、または知っていても学習の踏ん切りがつかない私のような技術者向けに、取っ掛かりやすい無料学習コースを紹介すること
  • 既にUdemyを利用している方向けに、自分の得意領域以外の面白いコースを共有すること

読み手

  • Udemyを全く知らないが、学習の意欲がある方
  • Udemyを知っているが、いまいち乗り気にならない、何から始めたらいいかよく分からないなど、はじめの一歩を踏み出せていない方
  • 既にUdemyを活用しており、自分の学習分野以外にもどのようなコースがあるかちょっと覗いてみたい方

Udemyとは?

 Udemyはいつでもどこでも、様々なデバイスから幅広いジャンルのコースが揃っている場所。
 揃えているコースも様々で、ビジネス・自己啓発・ITなど様々。変わったところだとヨガやギターの弾き方などのコースもある。

Udemyサイトの利点

 他の学習動画コンテンツ配信サービスやYoutubeの学習動画等と比較すると、Udemyで学ぶ利点は以下のようなものがある。

  • 学べるデバイスの範囲が広い
    • PCのWebブラウザ、モバイルアプリどちらからでも学習でき、学習結果を共有するため、家のPCで学習→通勤中にスマホで続きを学習、というように、スキマ時間を有効に活用できる
  • 動画操作に必要な操作が豊富
    • 倍速・字幕・5秒送り・戻しなどの動画をじっくり見るために必要な操作が一通り可能
  • 動画にメモが取れる
    • 動画の特定のタイミングにメモを付けておくことができ、あとから読み返すことができる
      • この機能があるため、ガッチリ学習する際は動画を見ながらメモを取れるPCのほうが便利
  • 学習状況の確認・振り返りが可能
  • 英語のコースが多く、学びながら英語も学習できる

無料でできる範囲

「でも、お高いんでしょう?」そう思われた皆さん、無償コースも多数あるため安心してほしい。Udemy無料コース紹介ページ: 無料オンラインコースを探すを開くと学びきれないほどのコースがあることがわかる。
「玉石混交、しかも石ばかり」などということもなく、質の高いコースが用意されており、自分にあったコースを探せばその分野の取っ掛かりについては十二分すぎるほど学べる。

おすすめのコース

 実際に受けてみて、これは良かった、面白いのではないか?というコースについて紹介する。

IT業界への新規参入者向け

 有償のコースと組み合わせれば、ある程度の新人研修がUdemyでまかなえる気がする。

はじめての AI (Grow with Google (グーグル合同会社))

 機械学習の具体的な仕組みをわかり易く解説されており、この分野の新人や、言葉や活用事例は何となく知っているが、使ったことが無い方などにおすすめ。
「判断」という仕事をどんどんどんどん細分化して、これ以上シンプルにできないところまでばらして、個々のニューロンにやらせることで全体の判断プロセスが論理的に組み立てられていく流れが分かりやすく説明されている点が個人的にはツボ。人が難しい課題を判断するときにもこの考え方が応用できそう。

AWS:はじめてのAmazon Web Services (山浦 清透氏)

 自社でAWSを使っておらず、触る機会が全くないが今後を見越して触っておくとよいコース。未経験から、AWSでWordPressサイトを構築するまでが学べるため、座学に終わらず最終的な成果物が作れるところがよい。
 AWSを学ぶ講座はQiitaの記事や書籍含め多数あるが、「まず見といて」と新人に渡すには十分。

Git:はじめてのGitとGitHub(山浦 清透氏)

 こちらも「Gitを全く知らない」というレベルから触っていくコース。仕組みや基本的なコマンドはこれで一通りカバーできるので、最初にわたす資料としてよさそう。
 ただしブランチやマージなどは言及が無いため、このコースを受けてもらったあとで上位のコースを渡す、OJTでフォローを入れるなどは必要。

ユニティちゃんが教える!初心者向けUnity講座(伊藤 周氏)

 今回紹介するコースの中で一番Introduction動画のインパクトがあった講座。私は絶対仕事でUnity使わないし、今後も仕事で使うこと無いだろうなとは思っているが、それでも受けてみようという気にさせるインパクトがあった。
ユニティちゃんボールロールを完成させる」ゴールが明確な点も最後まで頑張れるポイントの1つ。

ビジネススキル

 普段ITエンジニアがあまり見ないであろう領域をカバーするコンテンツも無償で学習可能。ただし英語のものが殆どなのでその点は敷居が高いかも。逆に英語とビジネススキル同時に学べて一石二鳥! と考えられる方におすすめ。

はじめての働き方改革 (Grow with Google (グーグル合同会社))

 前段の働き方改革に関する技術的な話はご存じの方も多いかもしれない。しかし、「イノベーションを加速するカルチャーを育む」からの「効果的なチームをつくる」話以降はITエンジニアもぜひ知っておくべきトピック。「心理的安全性」について知らない方は特におすすめ。

[Public Speaking Essentials: How to Craft Your Personal Story] (https://www.udemy.com/share/101F7eAEcaeFdRRHsG/) (Josh Withrow氏)

 ストーリー建てて話すことのメリット、手法についての解説。淡々と事実を述べるよりもストーリー建てて話すほうが記憶に残る。そのために必要な考え方が学べる。"You are a natural storyteller!"と熱く語りかけてくるあたりは、話すことに自信が無い方がコースを受け切る励みになる。

英語

[特別無料:明日から使える! 英語スモールトーク術] (https://www.udemy.com/share/101N9fAEcaeFdRRHsG/) (Berlitz Japan)

 一言でいうと「Berlitzのバーチャル体験講座」。Berlitzのレッスンがどんな雰囲気なのかを掴むことが可能。中で触れられている"A++"という考え方は多分言語問わず使えるコミュニケーション方法の1つなので、「初めての人と会話が続かない……」という課題をお持ちの方は英語できる・できないに限らずその部分だけ見ておくとよい。

Udemyで効果的に学ぶために

 いくつかの無料トピックを受けてた経験から、やったほうが良いことを紹介する。

  • 学ぶ目的を明確にする
    • 受講前に「これをなぜ受けるのか」を書く。漫然と受けると身につかない
  • 受講中はこまめにメモを取る
    • 刺さった部分は講師の発言をそのままメモるだけでも良いのでとにかく刺さったらアウトプット。そこに自分の考えや意見が盛り込めればなおよい
  • 学んだことを振り返る・活かす
    • 学んだ結果、目的が達成されたかを確認する
    • メモを読み返す
    • 学んだ結果を他の方に教える

更にUdemyで学ぶために

 無料コースで学び足りないと思ったら有償コースにチャレンジするのもよい。多数のコースが用意されているため、あなたにあったコースが見つかる可能性は高い。
 また、今回のアドベントカレンダーには多数の「受けてみた」記事が載っているため、そちらを参考にコースを選定するのもよいだろう。
 キャンペーンやクーポンなどを活用できれば費用を抑えて受講することも可能な場合もあるため、そういった機会は有効に活用したい。

余談

 各コースのIntroduction動画を見比べていると、ただサマっているだけのコースと本コースへの引き込みを狙って作られている動画はハッキリと違いがわかるため、その違いがどこにあるのかなど見ておくと資料作成やプレゼンのヒントになりそう。
 UdemyのUは大文字!

参考URL

14
13
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?