この記事について
Azureの無料アカウントについて公式サイトを確認したものをまとめます。
- 今後業務でAzureを利用する可能性がある
- 勉強として具体的にAzure Portalを操作したい
- 無料アカウントの枠内で利用したい
Azureの無料サービスについて
Azureの無料サービスは大きく3つあり、1つ目は無料アカウントを作成することで12か月間無料で特定のサービスを利用できるものです。こちらは12か月(or 利用制限)を超えない限りは無料となります。2つ目が30日以内に使用できるUSD$200
のクレジットを取得できることです。これにより実施無料でUSD200$
まで利用できます。3つ目がもともと無料で利用できるサービスです。
1. 人気のサービスが最初の12か月間無料
Azureアカウントを作成した日から12か月間は特定のサービスについて毎月無料で利用できるものです。以下に主要なサービスを記載します。
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Azure Virtual Machiens - Windows
B1s、B2pts v2 (Arm ベース)、B2ats v2 (AMD ベース) のバースト可能 VM それぞれ 750 時間 -
Azure Virtual Machiens - Linux
B1s、B2pts v2 (Arm ベース)、B2ats v2 (AMD ベース) のバースト可能 VM それぞれ 750 時間 -
Azure Blob Strage
5 GB のローカル冗長ストレージ (LRS) ホット ブロック、20,000 件の読み取りおよび 10,000 件の書き込み操作 -
Azure AI 翻訳
200 万文字 S0 レベル - Load Balancer
- Standard Load Balancer で、750 時間、15 GB のデータ処理、最大 5 つのルール
- その他サービス
無料アカウントを作成することでこれらのサービスが無料で利用可能です。ただし各サービスごとに利用制限がありますので超えないようにする必要があります。操作確認程度であれば全然問題ない制限かと思います。(ここについては実際に利用して見ようと思います。)
2. 常に無料のサービス
Azureアカウントを持っている場合は55以上のサービスを常に無料で利用できます。
これは無料アカウントに関係なくAzureアカウントさえあれば無条件で無料利用できるものです。
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Azure SQL Database
SQL Database サーバーレスの 1 か月あたりの使用時間 100,000 仮想コア秒、32 GB ストレージ -
Azure Cosmos DB
1,000 要求ユニット/秒のプロビジョニング済みスループット、25 GB のストレージ -
Azure App Service
10 個の Web、モバイル、または API アプリ、1 GB のストレージ (1 日あたり 1 時間) -
Azure Functions
100 万回の要求 -
Azure EventGrid
1 か月あたり 100,000 件の操作 - その他サービス
3. USD200$クレジット
無料アカウント作成によって、最初の30日間に使用できる200ドルのAzureクレジットが請求通貨で付与されます。
無料アカウントに対して課金される可能性
無料アカウントでも以下の場合は課金されるようです。見れば当たり前のものばかりなので特に気にする必要はないと思いますが、実際に利用する場合は「超過前にアラートが出るか?」「自動でサービスが削除されるか?」なども気になったので、こちらも実際に使ってみてまた記事にしたいと思います。
- クレジットを使い果たした、または期限切れ
- 利用料が無料サービスの制限を超えている
- 無料ではないサービスを利用した
- 12か月の期間が終了した