はじめに
共同開発に取り組むようになり、git stash
コマンドを使用するようになりました。
その使い方を個人的にまとめております。
内容
- 「git stash」とは
- 使用する理由
- よく使うコマンド
1.git stashとは
- 作業中のファイルを
.git/refs/stash
へ移動させるコマンド - 別のブランチに移動する前に使用する
2.使用する理由
なぜgit stashを使うのか?
→「作業途中のブランチ」から「別のブランチ」に切り替えるため
なぜ「別のブランチ」に切り替えるのか?
→別ブランチで行う作業があるから
別ブランチで行う作業とは?
基本的に共同開発を行っている時に使用するかと思います。
- プルリクをローカルでチェックする時
- プルリクを修正する時
なぜ作業途中でブランチを切り替えられないのか?
→ commitしていないファイルはマージされてしまうため
マージされないようにするには?
2つの方法があります。
①git commit でコミットファイルを作成する
②git stashでデータを避難させる
使う理由まとめ
- 別ブランチに移動したい
- 作業途中だとマージされる
- しかし,
- コミットできない!
- だからstashする
という流れで私はstashを使用しています。
3.コマンド
私がメインで使うコマンドは以下の通りです。
git stash list
stashしたファイルをみることができます
git stash list
git stash (save)
- stashでデータを避難させることができます。
- 避難したデータは
.git/refs/stash
に保存されます。 - saveは省略可
git stash (save)
git stash save "message" #=> コメント付き
git stash pop
- stashしたデータを取り込みます。
- 取り込んだ後、データを削除します
git stash pop #=>最新のデータを1つ取り込む
git stash drop
- データを削除します
git stash drop #=>最新のデータを1つ削除