エンジニア歴 約20年を経て、今年11月にフリーランスになりました。
私にとって2021年が「フリーランス元年」になったわけですが、自分に限った話じゃないのでは?と探してみたところ、このような記事を見つけました。
「フリーランスが増えている」は本当か? 統計データをもとに検証
こちらの記事によると、
一般にフリーランスとしてイメージされる「誰かに雇用されるのではなく、スキルを武器に専業で働く独立した人(=狭義フリーランス)」に該当するのは、「自由業系フリーワーカー」と「自営業系独立オーナー」の数字を合算した859万人と推測されます。
こちらの数値も、昨年の354万人から2倍以上伸びており、副業ワーカーだけでなく狭義フリーランスも増えていることが分かります。
と、実際数字としても表れているようです。
あえて「元年」と銘打った理由
それは、この変化が今年に限ったものではなく、むしろ今後も継続/増加していくと思うからです。
私は、どちらかというと消去法(転職したくても書類審査が通らない)でフリーランスになったクチなのですが、実際始めてみると会社員だった時よりも生活満足度が確実に高い!
ずっとこのままでやっていきたいと、少なくとも今は考えています。
意外と案件には困らない
多くの人にとって、フリーランスを選択するときの最大の懸念が「案件が見つかるか?」だと思います。
フリーランスを始める前は「とりあえずエージェントサイトには登録するけど、過去勤めていた会社を定期的に回って、仕事あるいは別の会社を紹介していただく営業活動が必須なんだろうな」と考えていました。
しかし実際は、初手からバンバン案件を紹介してもらい、立て続けに面接を受けたら両方受かってしまって一つお断りをさせていただくような状態でした。
インターネット(エージェントサイト)万歳!
私の場合、①年齢、②地方在住、③時間給5000円以上、④週3日勤務希望 と結構厳しい条件を掲げていたのですが、それでも上記の結果です。
あれこれ考えるより、動いた方が分かることってやっぱありますね。
まず①について。転職サイトでは提出書類として履歴書と職務経歴書が求められますが、エージェントサイトでは職務経歴書のみです。よって、そもそもマイナス要因として働かなかったと考えられます。
②③はコロナに助けられたと言えそうです。
コロナによってフルリモートワークが特別な就業形態でなくなり、物理的な出社が求められなくなりました。これにより居住地の縛りが消え、首都圏にオフィスがある会社の待遇で働くことができるようになりました。
そういう会社はコロナ前からあったかもしれませんが、母数が増えたというのは確実にあると思います。
④を満たす案件はやっぱり少数だったようですが、それでも母数が十分に多ければ案件はあるなという印象です。
重要なのは「コロナが収束した後もフルリモートワークを継続する会社が結構ある」点です。
すなわち、この傾向(地方在住者でも案件に困らない状況)は今後も続くことが期待できるということです。
というわけで
2021年はフリーランス元年だったと言っていいんじゃないでしょうか。