LUIS対応状況
Microsoft Cognitive ServicesのLUIS(Language Understanding Intelligent Services)が日本語対応したようです。
LUISでは新しいアプリケーションを作成する際に"Application Culture"という項目を設定しますが、
2016/8/29現在、LUISで利用できるCultureは以下の8種となっています。
Brazilian Portuguese, Chinese, English, French, German, Italian, Japanese, Spanish
言語コード(language code)ではなくカルチャー(culture)となっているところに、LUISが単に自然言語文章を解析するだけじゃないぞ(※1)という意気込みを感じられていいですね。
※1. 和暦で入力された日付も適切に取得してくれたりします!
今回は、Luis Programmatic API から新しいLUISアプリケーションを作成する場合にカルチャをどう指定すべきかドキュメントに記載がなかったので調べてみました。
なお、Webインターフェースから作成する場合は選択肢から選択するだけ(上記キャプチャ参照)なので特に気にする必要はありません。
Luis Programmatic API: apps - Add App
https://dev.projectoxford.ai/docs/services/56d95961e597ed0f04b76e58/operations/56f8a55119845511c81de47b
調査は、いったんWebインターフェースから各カルチャーでアプリケーションを作成し、エクスポートした定義の"culture"を確認するという方法で行っています。
Culture指定一覧
以下、結果です。…普通に言語コード+国コードですね。
- Brazilian Portuguese: "pt-br"
- Chinese: "zh-cn"
- English: "en-us"
- French: "fr-fr"
- German: "de-de"
- Italian: "it-it"
- Japanese: "ja-jp"
- Spanish: "es-es"