iOS の動画編集アプリを作っている際に、動画の再生開始の位置を小刻みに調整し、かつ AVPlayer でのプレビューにその位置の映像を表示させたい場合があります。動画素材のトリミングの際などに。
単純に、特定の CMTime に対して、 AVPlayer#seekToTime:
しただけでは、正確な位置に移動できません。つまりは、シークバー的な細かな移動の実装ができないことを意味します。
そのような実装をする場合は、以下のメソッドを利用するとよいみたいです。
AVPlayer#seekToTime:toleranceBefore:toleranceAfter:
[time-toleranceBefore, time+toleranceAfter]
というように、範囲を含んだ形でメッセージを送ることで、正確な位置への移動が可能になります。