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SQLOSスケジューラのモニタリング

Last updated at Posted at 2023-12-09

SQLOSスケジューラの動作状況は動的管理ビュー sys.dm_os_schedulers を参照することで確認可能。

動的管理ビューの参照

SELECT * FROM sys.dm_os_schedulers;

sys.dm_os_schedulers のカラム一部紹介

  • runnable_tasks_count
    実行可能キューでスケジュールされるのを待機しているワーカーの数。
    要求されている作業量(実行されているクエリの数)に対して、CPUの処理能力が追い付いていない可能性がある。
  • current_workers_count
    このスケジューラの関連付けられているワーカーの数。
    SQLOSスケジューラは、必要に応じてワーカーを作成していくため、必ずしもスケジューラが管理可能な最大数のワーカーを常に保持しているわけではない。
  • work_queue_count
    保留中のキュー内の処理の数。
    この数の処理が、実行に必要となるワーカーの空きを待っている。
    この値が常に高い場合は、実際にワーカーの数が不足していることもあるが、ほとんどの場合は別の潜在的な問題が存在することを示している。
    例)多くのワーカーが長時間ロック獲得待ちになっていたり、過剰な数の並列処理が行われていたりといったケース

動的管理ビュー

すべての動的管理ビューと動的管理関数はsysスキーマに含まれ、dm_* という名前付け規則に従っている。動的管理ビューまたは動的管理関数を使用するときは、sysスキーマを使用して、ビューまたは関数の名前にプレフィックスをつける必要がある。

SELECT * FROM sys.dm_os_wait_stats;

参考

最後に

SQLServerを最近使う機会が多くなってきたので1から勉強を始めました。
最終的には、性能関連の作業がこなせるようになることを目標にしています。

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