はじめに
1~50 までの数字を Web ブラウザに入力する作業を Python で自動化してみました。
環境
Windows の Python3 で作りました。
Anaconda ディストリビューションは必要なライブラリが最初から入ってましたが、Python公式サイトなどからインストールされていて win32com.client が import できない場合は下記コマンドで必要ライブラリをインストールしてください。
> pip install pypiwin32
スクリプト
sr50.py
import time
import win32com.client
def main():
wshell = win32com.client.Dispatch('WScript.Shell')
# 起動済みのFirefoxブラウザをアクティブWindowにする
wshell.AppActivate('Firefox')
# テスト用
#shell.AppActivate('メモ帳')
# 1秒待つ
time.sleep(1)
# 50ループ
for cnt in range(50):
# カウンタ値を1ずらし
cnt+=1
# 連続入力対策で 2秒待ち
time.sleep(2)
# 確認用
print(cnt)
#50カウントキー出力
wshell.SendKeys(str(cnt) + '\n')
if __name__ == '__main__':
main()
使い方
予めブラウザで SHOWROOM の画面を開き、テキストボックスにカーソルを移動しておきます。
その後、下記 Python スクリプトを実行すると 50 カウントが開始されます。
ブラウザは Firefox 用に作ってますが、AppActivate の引数を変えることで他ブラウザにも対応できると思います。
※引数に指定する名前はタスクマネージャーのプロセス一覧に表示される名前となります
参考サイト
SHOWROOM(ショールーム)
SHOWROOMの『カウント』とは?50カウントの意味と効果まとめ
@IT Windows管理者のためのWindows Script Host入門