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【Ruby on Rails】RSpecにおけるモックとスタブの基本事項メモ【プログラミング学習開始142日目】

Last updated at Posted at 2019-01-15

はじめに

個人用のメモです。

Railsチュートリアルを完走し、現在、Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門を用いてRSpecの勉強を進めていたところ、10章にて「モックとスタブ」というものが出てきました。

初見ではあまり理解できなかったため、それぞれの定義や文法などの基本をさらうべくまとめてみました。

モックとスタブの定義・特徴・文法

モック

  • テスト用の影武者として働くオブジェクト。
  • データベースへのアクセスなしで生成される(=テストの時短に繋がる)。
  • doubleを用いて影武者を生成

スタブ

  • テスト用のダミーメソッド。
  • データベースやネットワークを使うメソッドをデータベースへのアクセスなしで呼び出す。
  • allow(モデル名).to メソッドを用いてダミーメソッドを作成

使用例

  • 以下の例ではuser = double("user", name: "Fake User")のようにdoubleを用いてモック(=影武者ユーザー)を生成している。
  • allow(note).to receive(:user).and_return(user)はNoteモデルに#userメソッドがある場合に、欲しい結果(user)を返すという処理
  • このようにモックとスタブの使用によって、ユーザーを永続化しない、且つ、データベース上でのユーザー検索をしないテストが記述できるようになる
spec/models/note_spec.rb
it "delegates name to the user who created it" do
 user = double("user", name: "Fake User")
 note = Note.new
 allow(note).to receive(:user).and_return(user)
 expect(note.user_name).to eq "Fake User"
end

Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門の10章・モックとスタブの項にて出てきたコードを例としてお借りしています。

まとめ

  • モック・スタブによってデータベースにアクセスせずにオブジェクトやメソッドを使用できる。
  • テストが早くなるというメリットがある。
  • doubleでモックを生成、allow(モデル名).to メソッドでスタブを作成する。

参考書籍・URL

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