はじめに
こんにちは!新人エンジニアのふかこうです!
今回はKotlinのNullsafetyについての記事になります。
この記事の対象者
・初級エンジニア
・エンジニアとして働きたい方
・IT企業に就職する学生
筆者のレベル
・新人エンジニア
・Android開発初級
Nullsafety とは
KotlinにはNull safetyという言語仕様があります。
Java経験がある方なら一度は経験したことのある、システムに障害をもたらすnull参照による実行時エラー(NullPointerException)を未然に防げます。
NullPointerExceptionが生じると、アプリがクラッシュしてしまいます。
Null Safetyはこの事象を防ぐことを目的としています。
Javaとの比較
Javaではnullが代入された後にString型のメソッドなどを使うとエラーになります。
String check = "ハイボール";
check = null;
System.out.println(check.length());
//Exception in thread "main" java.lang.NullPointerException
Kotlinでは全ての型が基本的にnullを代入できないnull非許容型です。
nullという値が代入されること自体を禁止するので、どこかで不意にnullが代入されていた場合、コンパイルの時点でチェックし実行時のエラーを回避してくれます。
var check: String = "ハイボール"
check = null
//エラー: Null can not be a value of a non-null type String
まとめ
KotlinのNullsafetyは、システムに障害をもたらすnull参照による実行時エラー
(NullPointerException)を未然に防げます。
Kotlinでは全ての型が基本的にnullを代入できないnull非許容型で、コンパイルの時点でチェックし実行時の
エラーを回避してくれます。