やりたいこと
仕事上、ファイル名やフォルダ名にyyyymmdd形式で日付を入力する事が多いです。
なので、その日付入力をショートカットキー(ホットキー)で一発で入力できるようにしたい。
Excelだと「Ctrl+;」で今日の日付をyyyy/m/d形式で入力できますが、yyyymmdd形式で入力したい、かつ、いつでもどこでも入力したい。
Ctrl + Alt + D を入力すると今日の日付が入力されるようにした~い
すること
- AutoHotkeyのインストール
- yyyymmdd形式の日付を返すスクリプトの作成
- スクリプトのexeファイル化
- exeファイルの自動常駐
手順
AutoHotkeyのインストール
AutoHotkeyはホットキーへの機能の割り当てなど常駐ソフトの作成に特化したスクリプトエンジンです。
任意のキーの割り当て変更、マクロ、ウインドウ操作などを行えます。
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以下のページからインストーラをダウンロードします。
AutoHotkey
https://www.autohotkey.com
yyyymmdd形式の日付を返すスクリプトの作成
次はホットキーへ機能の割当てをするスクリプトを作成します。
この記事ではCtrl + Alt + D を入力すると今日の日付がyyyymmdd形式で返されるスクリプトを作成します。
ホットキーやスクリプト仕様は日本語のWikiに記載されています。
AutoHotkey Wiki
AutoHotkey Wiki リファレンス ホットキー
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テキストエディタに以下のスクリプトを記載します。
^!d:: FormatTime,TimeString,,yyyyMMdd Send,%TimeString% Return
::の前に記載されている^はCtrl、!はAlt、dはキーボードのDを意味します。
スクリプトのexeファイル化
インストールしたAutoHotkeyを使用してスクリプトをexeファイル化します。
exeファイルの自動常駐
作成したexeファイルを実行すれば、ホットキーを入力すると日付が入力されるようになりますが、PCを起動するたびにexeファイルを実行しなければなりません。
なので、PCが起動すると自動でexeファイルも常駐するように設定します。
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「Win + R」キーを入力し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログに「shell:startup」と入力して「OK」をクリックします。
まとめ
これで毎回2秒かかっていた入力を1秒に短縮することが出来ました。
毎日今日の日付を確認したり、タイプミスして「20216001」などと入力していて、過去のファイル一覧から探し出すのに苦労するなど、小さいストレスから解放されました。
まだ慣れていないのでたまに普通に日付入力しちゃうけど。
AutoHotkeyは他にも色々使えそうだなと思いました。