Standard
- ¥8800/year
- AppStoreに一般公開される
- 通常なので割愛
Enterprise
- 社内用のアプリを作る場合に使うライセンス
- ¥24800/year 法人DUNS Number必要
- AppStoreに公開せずデバイスにアプリをインストール出来る
- しかも台数制限なし
- インターネット経由でアプリをダウンロード出来る
- 事前にデバイス登録しておく手間が必要ない
- AdHocで必要となる煩雑な作業(UDID管理等)が一切不要
というメリットがあります。
ただし、
- In-House版アプリが関係者以外にインストールされないよう厳重管理が必要。
- In-House版アプリの利用者はiDEP契約主体法人の従業員に限る。
- In-Houseは企業向けに強力な機能を備えている一方、配布にあたって厳格な管理が求められます。
故意か否かに関わらず、利用規約に反して契約主体法人以外にアプリ配布があった場合はiDEPライセンス取り消し等のペナルティが課されます。
http://sssslide.com/www.slideshare.net/feedtailor/ios7-38955693
http://qiita.com/isaac-otao/items/126bced83d9af86c7ce5
https://iritec.jp/selfhack/3355/
使用事例
- 栄光ゼミナールが学生向けに
- ANAが客室乗務員向けに
特定の契約者にしか利用できないアプリ(無料体験なし)をStandardで出すのか,Enterpriseで出すのか,ユーザ登録方法にフォーカスを当てて違いを確認
一般公開する方法
流れ
事前にweb管理画面から会員の情報を入力→AppStoreからアプリダウンロード→ 会員が事前に登録した情報入力→認証
AppleStoreから一般のユーザがダウンロードできるので、契約者かどうかの認証が必要
web側で事前にメールアドレスなどのユーザ情報登録
メリット
- URL管理とかややこしいことは考えなくてOK
- 契約料はやや安い
デメリット
- アプリ側で新規登録するようには出来ないのでユーザ情報を追加するたびに登録作業が必要
- 契約料がやや高い
Enterpriseを使う場合
流れ
ユーザは法人と契約(社員とかでも)→特定URLから端末にインストール→アプリ側でユーザ登録→認証
アプリ側でユーザーの新規登録できる mail pass...
メリット
- 一般公開しないので法人と契約した会員のみが使える
- Storeを介さないので、アップデートがラクだったりする
デメリット
- 特定URLを契約者以外に知られてはいけない←これ難関。端末登録しないからインストールできちゃう
- アカウント管理がやや面倒かも
- 契約料が一般よりはやや高い
他にもEnterpriseだとコミュニティ外の人は使わないので、独自UIや専門用語使えるとかのメリットはありそう
審査がないので通常のルールに則ってないアプリでもいけるのかな?
栄光ゼミナールが学生向けに配布するアプリのようなものをStandard契約で出せいないことはないけど、(ユーザ登録ではじいて使わせなければ同じ?)どっちで出すのが正解かは、法人の規模によるかも。