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統計検定 準1級 合格体験記

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統計検定 準1級に一度は落ちるも(3点足らず...)、傾向と対策を練って、1回目の試験から10日後の再受験で80点を取得し合格しました。

この記事では、2度の受験を経験した筆者が、感じたこと・気付いたことを皆さんにシェアしようと思います。

皆さんの受験の参考になれば幸いです。

この記事で解説すること

  • この記事の執筆時(2023年4月)では、CBTに対応した過去問題集がないため、どのような問題が出題されるのか不安な方が多いと思います。そこで、この記事ではPBTとCBT方式における出題傾向の違いを解説します。
  • また、出題傾向に対応したオススメの勉強法を紹介します。

対象とする読者

  • 統計検定準1級の勉強を始めたものの、どのように勉強すれば良いかわからない人
  • CBT形式での出題形式が分からず、不安な人

筆者のバックグラウンド

  • 統計検定 2級 保有
  • 理工系の大学院卒
  • 大学で、深層学習・機械学習・統計学等を勉強

1度目の受験で不合格に

自分なりにきちんと準備して臨んだ、初めての統計検定準1級でしたが、結果は57点で不合格。体感としては合格点をギリギリ超えられたかなと思っていたので、「不合格」の文字が見えたときは、かなり落ち込みました。悔しすぎて帰りの電車の中で、すぐに10日後の再受験を申し込みました(笑)。

2回目の受験で確実に合格点を取るために、今回の敗因の分析を始めました。

まず、1度目の受験までに行った勉強は以下の通りです。

  • 統計学実践ワークブック 2周
  • 統計検定 準1級 公式問題集 3周

私はこれらの参考書を、ワークブックで知識や計算方法をインプット、公式問題集でアウトプットをするという感じで使っていました。というのも、過去問をベースにした問題が本番でも出ると思っていたからです。

しかし、実際に試験を受けた感想としては、ワークブックの内容に重点を置いている印象を受けました。具体的には、

  • ワークブックの例、例題に類似した問題が出題される
  • 例や例題になっていなくても、公式っぽいもの(各種検定手法等)は、自分できちんと計算できるかが問われる
  • 用語の定義や意味をきちんと理解しているか問われる

という印象を受けました。もちろん、ワークブックとは出題形式が異なる問題も出題されますが、ひとまず合格点が取れれば良いという人はワークブックを重点的にやった方が良いと思いました。

そこで、2度目の目の受験までの間、次の勉強をしました。

  • ワークブックの例・例題を全て解き直す。(メイン)
  • 各種用語・統計手法の意味や計算方法を再確認。(おまけ程度)

そして2度目の受験に向かいます。

2度目の受験で合格

2度目の受験ですが、1問目・2問目が難しくて、このとき正直落ちたかと思いました😅。しかし、問題が進むにつれて、見慣れた問題も多くなり、自信を持って回答することができました。結果は80点で合格!合格の喜びと試験から解放される安堵感で一杯でした。

2度目の受験でも、ワークブックをベースとした問題が結構出たので、やはり私の勉強の方向性は間違っていなかったと思いました。

オススメの勉強法

最後に、私の受験体験に基づくオススメの勉強フローを紹介します。

  1. ワークブックを利用して、知識をインプットする。ちなみに、ワークブックだけでは内容を理解しきれないと思うので、ここでは具体的な資料は示しませんが、適宜、他の参考書やサイトを参照してください。色々な方が紹介してくれています。
  2. 公式問題集でアウトプットする。本番の試験問題と公式問題集は、問題の雰囲気は異なりますが、アウトプットを通して理解を深める目的で、公式問題集を解くことは必須だと思います。
  3. 試験直前期は、自分がこれまで得てきた知識を、試験に合格するために特化した知識に変換・調整しましょう。その際、主に基準となるのはワークブックの例・例題にあるような問題を何も見ずに、解けるかどうかです。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。皆様が試験に合格できることを祈っています!

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