データベースが一体どんなものであるのか?
初心者にも分かりやすく解説。
データベースとは?
データベースとは、簡単にいえば「情報の集合体」。
必要な情報を取り出したり、平均値を算出してみたり、いろいろな活躍をしてくれる。
例えば、以下のような情報は、データベースで活用されることが多い。
- 銀行の個人情報
- 顧客の名前や連絡先
- ゲームユーザーのIDやパスワード
など、幅広い情報が、データベースに登録されている。
データベースの種類
実はデータベースといっても、以下のようにいくつかの種類が存在する。
- 階層型データベース
- XMLデータベース
- リレーショナルデータベース
- NOSQLデータベース
- オブジェクト指向データベース
など。
それぞれ簡単な特徴を紹介します。
階層型データベース
親データと子データの関係から成り立つデータベース。
例えば、会社などの組織図が当てはまる。
XMLデータベース
情報をXML形式で管理するデータベース。
※XML形式=機械に情報を伝えるための言語。
リレーショナルデータベース
リレーショナルデータベース(RDB)は、SQL言語を用いて扱う、現在主流のデータベース。
詳細は後述します。
NOSQLデータベース
リレーショナルデータベースでは管理しにくいデータを扱うためのデータベース。
比較的、データの整合性に対してゆるいが、機能はそこまで多くない。
大量のデータを、高速処理できるのが強み。
オブジェクト指向データベース
オブジェクト形式で扱うデーターベース。
関連性のあるデータや処理方法を、オブジェクト(箱)に格納する。
主流のデータベース
先ほど紹介したように、主流のデータベースは、リレーショナルデータベース(RDB)になる。
Relationalという名前の通り、各データ間には何かしらの繋がりが存在する。
表自体をテーブルと呼び、テーブル同士で関係を定めたり、複数のテーブルから新しい表を作ったりできる。
リレーショナルデータベースの操作
リレーショナルデータベースを扱うには、SQL文の知識が必要。
SQLの基本操作は、以下の通り。
- 検索
- 登録
- 更新
- 削除
もちろん他にも機能はあるが、基本操作は上記4つ。
データ検索をはじめ、新しく登録したり更新したり、削除することも可能!
データベース管理システム(DBMS)
リレーショナルデータベースを扱うには、SQL文だけでなく、管理システムを使う必要がある。
以下が、主な管理用のソフトウェア。
- oracle
- SQL server
- DB2
- postgreSQL
- MySQL
- FireBird
など。
まとめ
以上が、データベースに関する簡単なまとめ。