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Ichigojam BASICでQuine

Last updated at 2021-01-30Posted at 2021-01-30

はじめに

Ichigojam BASIC のテキストの格納方法を確認するついでに Quine しました。

10 P=#C00
20 N=PEEK(P)+PEEK(P+1)<<8:Q=P+PEEK(P+2)+4:IFN?N;" ";ELSEEND
30 C=PEEK(P+3):P=P+1:IFC?CHR$(C);:GOTO30ELSE?:P=Q:GOTO20

実行結果

10 P=#C00
20 N=PEEK(P)+PEEK(P+1)<<8:Q=P+PEEK(P+2)+4:IFN?N;" ";ELSEEND
30 C=PEEK(P+3):P=P+1:IFC?CHR$(C);:GOTO30ELSE?:P=Q:GOTO20

Ichigojam BASIC のプログラムテキストは PEEK 関数で参照できる #C00 番地から格納されます。
行単位で格納され、行の先頭は常に 2の倍数アドレスに整列されます。行の先頭に

行番号の下位 8bit, 行番号の上位 8bit

が格納されており、行番号の値が 0 だとプログラムテキストの終了マークとなるようです。
行番号の値が 1以上だった場合行番号の後に

行のバイト数-4

が格納され、続いて行の内容がベタで格納されるようです。
行の最後に 0x00 が格納され、次の行の先頭は 2の倍数アドレスに整列されるので必要に応じて更に 0x00 が格納されるようです。

おわりです。