本資料ご提供の背景
日本でNetSuiteをご利用頂いているお客様は、NetSuiteのコア機能に加え、日本向けローカライゼーションSuiteAppをご利用頂いております。NetSuiteの年2回のバージョンアップでは、その両方の新バージョンがリリースされますが、それに対するテストの全体的な流れや手順についてご理解を深めて頂くための、サンプルスケジュール入りの資料(2025年3月11日付け)をご用意いたしました。本資料資料のスケジュールはあくまでご参考であり、NetSuiteコアおよび日本ローカライゼーションSuiteAppの本番環境へのリリース日程に変更が必要な場合は、NetSuiteサポートへ申請することが可能です。
NetSuiteバージョンアップに向けたリリースプレビュー環境申請、日本ローカライゼーションSuiteAppの更新、およびテスト実施スケジュールのサンプル.pdf
日本固有機能 SuiteApp に関する補足
NetSuiteの日本向けローカライゼーションSuiteAppは、日本の商習慣や法規制に対応する機能を提供しています。その具体的な目的は以下のとおりです。
a. 税務・法規制対応
・日本の消費税計算(適格請求書等保存方式(インボイス制度)への対応)
・電子帳簿保存法(電帳法)対応
・日本会計基準(J-GAAP)への対応
b. 商習慣・業務プロセス対応
・日本の企業が求める伝票(請求書、納品書、見積書)のフォーマット
・入金・支払管理における日本の銀行フォーマット対応(銀行振込、口座振替、FBデータなど)
・債権債務管理(手形管理など)
c. ユーザビリティの向上
・日本語の標準帳票やUIの改善
・仕訳入力時の日本特有の処理(補助科目、摘要欄など)の対応
d. 法改正への継続対応
・日本の税制改正や会計基準の変更に対応
・インボイス制度や、電子帳簿保存法対応など
※ 本稿は NetSuite サポートコミュニティの同記事 の転載です。