golang
を使った開発のため、バージョン管理を導入したときの手順を書きます。
最新版のGoを使うには goenv のリポジトリから取得する必要があることがわかりました。
最新版Goを使うための手順はこちらに記載しました。
https://qiita.com/fujitahiroshi/items/48825404aa376fa293bb
goenv について
goenv は Golang のバージョン管理ツールです。
pyenv や rbenv など、他のバージョン管理ツールと同じようなものです。
環境情報
- macOS Mojave 10.14.6
- zsh 5.3 (x86_64-apple-darwin18.0)
goenv インストール
Homebrew を使ってインストールします。
$ brew install goenv
次は bash の場合 .bashrc
、zsh の場合 .zshrc
の設定をしていきます。
GOPATH 設定
go を使う時に必要な $GOPATH
を設定しておきます。
.zshrc
$ vim ~/.zshrc
で編集開始。
...
export GOPATH=$HOME/go
export PATH=$GOPATH/bin:$PATH
...
設定すると、$HOME/go
以下にパッケージ等がインストールされていくようになります。
(go get -u github.com/go-sql-driver/mysql
したものとか。)
goenv パス設定
goenv
を使うためのパスを通します。
.zshrc
$ vim ~/.zshrc
で編集開始。
...
export GOENV_ROOT=$HOME/.goenv
export PATH=$GOENV_ROOT/bin:$PATH
export PATH=$HOME/.goenv/bin:$PATH
eval "$(goenv init -)"
...
設定反映
いつものおまじないコマンド
$ source ~/.zshrc
Go インストール
$ goenv install -l
Available versions:
1.2.2
1.3.0
1.3.1
...
1.11.4
...
$ goenv install 1.11.4
...
Installed Go Darwin 64bit 1.11.4 to /path/to/.goenv/versions/1.11.4
利用する Go バージョンの指定
環境によってバージョン切り替えます
# global の設定
$ goenv global 1.11.4
# 特定リポジトリ以下のバージョンを指定する場合
$ cd /path/to/repository
$ goenv local 1.9.7
これで、好きな場所、好きなバージョンで go
を使えます。
便利だ。