はじめに
今年の春に基本情報技術者試験に合格しこれから応用情報技術者試験の合格に向けて学習を進める中で、色んなブログ、記事等を参考に勉強の方針を立てました。勉強方法や当日の時間配分などさまざま重要な要素があると思いますが、その中で個人的に重要だと思ったポイントを1つ挙げ、改めて今後の自分の学習の方針を再確認したいと思います。
この記事は試験の合格を主眼に置いたものとなっております。資格取得の目的は各々異なると思いますので、一意見として温かい目でご覧いただけたらと思います。
ポイント
ずばりそのポイントとはどこで得点をして合格点に到達するか試算して学習を進めることです。
基本情報技術者試験や応用情報技術者試験といった資格試験は満点を狙う必要はなくいかにして合格点を超えるかが重要になります。60点だろうが100点だろうが合格は合格です。
体験談
IT未経験の私は5月の試験に向けて学習をしていく中で午後試験のプログラミング分野の習得が難しく、十分に得点することが厳しいことに気付きました。
IPAが実施している試験はシラバスがあらかじめ公表されており基本情報技術者試験の午後の出題は以下のようになっています。試験範囲を正確に把握しておくことは当然のようですが、おろそかになりがちなとても重要なことだと思います。
午後試験は100点満点のうち60点以上で合格となる基本情報技術者試験においてプログラミングの問題(問7~11)は25点を占めています。これはどういうことかというとプログラミング以外の問1~6が75点を占めているということです。つまり言ってしまえばプログラミング分野で1点も取れなくてもその他で60/75点(80%)を取得すれば合格できるわけです。自分はプログラミングの学習に時間を割いて他をおろそかにするより、初めからプログラミングの分野の対策を最低限にとどめてその他の75点の部分で合格点を稼ぐ方が合格しやすいと考えました。そして問1が20点、問2~5が15×2で30点、問6が25点という配分ですので必須の問1,6を重点的に対策して40/45点確保し、問2~5はある程度選ぶ分野を決めつつ最終的には当日の問題を見て決められるように仕上げ、得点としては25/30点を目標にしようと勉強の方針を定めました。
試験結果
結果として問1,6で38/45点、問2~5で23/30点を確保しプログラミング以外の部分で合格点に達することができ無事試験に合格することができました。選択問題に関しても一通り目を通したうえで最適な2問を選択して解答できました。
十分にシミュレーションしてあったので試験中プログラミングの分野ができずとも焦ることなく頭を切り替えてほかの問題に集中することができました。
まとめ
今回の成功体験を糧に応用情報技術者試験の勉強でも同様に過去問をある程度解いてみたうえで、どこで何点稼いで合格点に到達するかのシミュレーションをしてそこから合格に向けて試験勉強をしたいと思います。
(プログラミングから逃げるな)
参考
IT知識0から1ヶ月で基本情報技術者試験に合格した話(https://qiita.com/yusuke_blog1026/items/d6b079fa026ce6776773#5-%E5%AD%A6%E7%BF%92%E6%88%A6%E7%95%A5)
ぼくのかんがえた最強の基本情報技術者試験勉強法【FE】(https://kleinsblog.com/howto-fe/)