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【新卒】インプットした知識を確実に定着させるために実践した4つの方法

Last updated at Posted at 2023-06-22

はじめに

こんにちは!
2023年4月からエンジニアとして働きはじめた新卒1年目のふじたです!
今回は、研修期間中に直面した「本で得た知識をすぐ忘れてしまう」という問題を解決するために実践した4つの方法を共有させて頂きたいと思います!

初めて記事を書くので、読みにくい箇所が多々あるかと思いますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!

参考本

結論

1.アクションを起こす前にメンタルマップを作成する

2.知りたい章を見つけて、理由と知りたいことをメモする

3.キーワードを抽出して、自分の言葉でアウトプットする

4.定期的に思い出し、長期記憶として定着させる

1.アクションを起こす前にメンタルマップを作成する

読書に限らず、あらゆるアクションを起こすときに応用できるテクニックです!

【方法】
① 何か行動を起こすとき、以下のような「目的・理由・期待など」3つ以上箇条書きでメモに残す
② 挫折しそうになる度、見返す

【例】
本の場合

  • 「なぜ、この本を読もうと思ったのか?(目的)」
    • ⚪︎⚪︎という課題を解決するため
  • 「この本から何を得たいのか?(理由)」
    • ⚪︎⚪︎に関する知識を得たい
  • 「読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?(期待)」
    • ⚪︎⚪︎に関する知識が身についたことで⚪︎⚪︎タスクを完了できる

【効果】
途中で挫折することが少なくなります。

自分の欲求に素直なメンタルマップができあがると、それはアクションを継続させるのが苦しくなったとき、原点となる目的を思い出すことができます。
そして結果的に、アクションを継続させる意欲を取り戻す助けになります。

まとめ
メンタルマップを作成することで、モチベーションを保つ!

【余談】
カラーバス効果という心理効果が関わってきます。

脳は1つのことを意識すると、無意識のうちにそれに関する情報を集めて、認識してくれちゃうんです!
メンタルマップは、脳に「このアクションで何を得たいのか」を定期的に伝えることで、より意識されるようになります。
結果、そのアクションに関連する情報を得ようとする働きが促進されます。

2.知りたい章を見つけて、理由と知りたいことをメモする

本をすべて読まないといけないという固定概念は吹っ飛ばしちゃいましょう!!
ただ、注意点として基礎知識があるかないかで本の読み方を変える必要があります。

読む本がテーマとする分野の「基礎知識」をもっていない場合

【方法】
入門書をはじめからじっくりと読む

本を全て読まないという手法は、その分野の基礎知識やノウハウが前提になっています。
「初めてこの分野を勉強します!」という場合は、入門書からじっくり読んだ方が挫折する可能性を抑えられます。

読む本がテーマとする分野の「基礎知識」をもっている場合

【方法】
① 目次から「知りたい!」「まだ知らない!」という章を見つける。
②「読もうと思った理由・何を知りたいのか」をメモする。
③ 読み終わり「何を知りたいのか」を見返した時に、すべて説明できる状態にする。

【例】
SQLのINSERTに関する章を読む場合

  • 「なぜこの章を読もうと思ったのか」
    • 〇〇というタスクでSQL文でINSERTする必要が生じたため
  • 「何を知りたいのか」
    • SQL文でINSERT文を書くにはどうすればいいのか。

【効果】
事前に、理由と目的を明確にしておくことで、躓きを大幅に減らすことができます!
また、学習の目的が迷子になることを防ぐことができます。

全てを読もうとすると、すぐに疲れてしまい、途中で読書を諦めてしまう可能性が高くなります。
事前に得たい知識を明確に決めておき、必要な箇所だけ読む。
それだけで、集中力も高まり、身につくスピードも高まります。

【注意点】
ざっと本を読んだときに、「知っている情報:知らない情報 = 5:5」が理想の状況です!
難しすぎる内容の本は、基礎知識やノウハウが足りていないため、難易度を落とした本を読むことで挫折せずに本を読むことができます。

まとめ
本を全て読む必要はない!
身につけたい知識を明確にして、それに関連する箇所だけ読む!

3.キーワードを抽出して、自分の言葉でアウトプットする

学んだことすべてを記憶するのは難しいです。
そこで、学んだことのキーワードだけを抽出してまとめることが効果的です。

【方法】
キーワードをまとめて「行動・根拠・結果」などの三段構成でアウトプットする(分かりやすい形にカスタマイズして◎)

【例】
インプットした知識を忘れない方法

⚪︎行動
インプットした内容がおぼろげになったタイミングで、思い出す行為を行う。
自分の場合、ハードルが低い方が継続しやすいので、業務中目にしたタイミングで頭の中で説明できなければメモを見返す。

⚪︎根拠
脳は、生存に関わる重要な情報を優先して記憶するように進化したため、「わざわざ思いだそうとしている=重要な情報」だと認識することで、長期記憶として定着される。

⚪︎結果
インプットした知識を忘れない!業務で活かせる!

【効果】
キーワードから芋づる式で学んだことを思いだすことができます。

ここで大事なのは、「自分の言葉でまとめること
著者の言葉をそのままメモしても、脳は書き写したことに達成感を覚えてしまい、記憶に残す効果は高まりません。
自分の言葉でまとめることで、本の内容が自分事になり、記憶が定着されやすくなります。

まとめ
自分の言葉で「行動・根拠・結果」などの三段構成に分けてアウトプットする

4.定期的に思い出し、長期記憶として定着させる

インプットした知識を長く保持して、必要に応じて引き出すためには、短期記憶ではなく長期記憶として定着させる必要があります。
長期記憶として定着させるには、「忘れた頃に復習すること」が大切です。
長期記憶に関しては、こちらを参照してください

それぞれ「小さい区切りで思いだすこと」と「大きい区切りで思いだすこと」の二種類の方法があります。

小さい区切りで思いだす

ミニテストを行うと効果的です。

【方法】

ミニテスト
① 覚えたい内容の書かれたページを読んだら、一旦本を閉じる。
② 今読んだページにどんなことが書かれていたのかを「想起」する。

想起:「ここで学んだ⚪︎⚪︎はどんな場面で生きるだろうか」「ここで一番おもしろい概念は何だっただろう」など

大きい区切りで思いだす

「キーワードを抽出して、自分の言葉でわかりやすくメモする」で作成したメモを定期的に見直す

【方法】
①1回目の復習は1日後に行う
②2回目の復習は1週間後に行う
③3回目の復習は1か月後に行う

【効果】
長期記憶として身に付き、自由自在に知識の出し入れを行えます

重要なのは、覚えているうちに何度も復習するのではなく、忘れるであろうタイミングでメモを見て、思いだすことです。
そうすることで、脳は重要な情報であると認識をして、長期記憶として定着されるようになります。

まとめ
知識を必要な時に引き出すために大事なのは、長期記憶として定着させること!
そのためには「忘れた頃に復習」することが大切

総まとめ

1.アクションを起こす前にメンタルマップを作成する(躓きそうになったら都度確認)

2.重要だと思った章を見つける+その理由と知りたいことをメモする(読み終わったら知りたいことが説明できる状態であること

3.キーワードを抽出して、自分の言葉でわかりやすくアウトプットする

4.定期的に思い出すことで、長期記憶として定着させる(3で作ったメモを一定間隔で思い出す)

最後に

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました!

これから様々な知識をインプットしていく機会があるかと思いますが、それらのインプットを無駄にすることなく着実に身につけていきたいと思います!
また、皆様イチ押しの学習法があれば、教えて頂きたいです!

エンジニア1年目、最高のテンションで頑張ります!!!

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