時刻設定の誤ったカメラで撮影した写真
写真管理は、撮影時刻を参考にすることが多いので、時刻設定が誤ったままで撮影してしまうと後々面倒なことになります。
特に、海外旅行前後に失敗することがよくあります。
今回、100枚ほど写真を撮影したところでカメラの時刻設定が誤っていることに気づいたので、これらを一気に修正する方法を探しました。
備忘録的に記録します。
exiftool
exiftool はコマンドラインで exif タグを編集できるソフトです。
Ubuntu では
sudo apt install exiftool
でインストールできます。
Windows や mac では ここ からダウンロードできるみたいです。
複数のファイルの撮影時刻を一気に編集する
exiftool -s ファイル名
でファイルのexif情報を参照できます。
今回は日時が8日間ずれていて、5/5に撮影したファイルの撮影日時が4/27になっていました。
$ exiftool -s IMG_2428.JPG
...
SubSecCreateDate : 2018:04:27 11:40:03.25
SubSecDateTimeOriginal : 2018:04:27 11:40:19.25
SubSecModifyDate : 2018:04:27 11:40:03.25
...
上記が日時関係の情報です。
撮影日時を8日間後ろにずらすには
exiftool -DateTimeOriginal+='0:0:08 0:0:0' ./
exiftool -CreateDate+='0:0:08 0:0:0' ./
exiftool -ModifyDate+='0:0:08 0:0:0' ./
とすれば、現在のフォルダ以下にあるフォルダ・ファイルを一気にスキャンして、日時を 0年0ヶ月8日 0時間0分0秒 後に修正してくれます。
確認してみると
$ exiftool -s IMG_2428.JPG
...
SubSecCreateDate : 2018:05:05 11:40:03.25
SubSecDateTimeOriginal : 2018:05:05 11:40:19.25
SubSecModifyDate : 2018:05:05 11:40:03.25
...
間違いなく修正されていました。