はじめに
私は2020年12月よりテックキャンプを受講し、4月中旬に自社開発企業に内定を頂くことができました。
29歳エンジニア未経錦という厳しい現状でしたが、結果的には第一志望の自社開発企業に内定を頂くことができました。
これからエンジニアを目指す方や、年齢的にどうしようか迷っている方の参考になればと思います。
勉強法や考え方など、体験談に基づいてご紹介できればと思います。自身の価値観によるものなので、参考程度に考えて貰えればと思います。
プロフィール
29歳 前職は飲食店勤務で店長やSVとして6年ほど勤務しておりました。
大学は理系で電気系の学習をしておりましたが、プログラミング経験はありません。
コロナ化で、前職の将来性を考え見て、外的環境に左右されないスキルを身に着けていきたいと思い、転職を決意致しました。
プログラミング学習歴
2020年11月下旬 プロゲート2週間程(←予習大事)
2020年12月上旬 テックキャンプ短期集中受講
2021年02月下旬 テックキャンプカリキュラム終了、就活開始
2021年04月上旬 自社開発企業に内定頂く。
取り組んだこと
- ポートフォリオ作成 https://github.com/fujiidan/local-eating/blob/master/README.md
- 就職活動対策
- 事前学習(プロゲート) カリキュラム後学習参考書5冊ほどやUdemyなどのウェブ講座
取り組まなかったこと
- ツイッターやQuitaなどの投稿
- Paizaなどのアルゴリズムテストなど
- 資格取得など
転職活動実績
応募 : 70社
選考通過 : 10社
内定 : 1社 (自社開発企業)
応募媒体 : テックキャンプ経由・Wantedly・Green
# プログラミング学習について
前職退職後、IT業界に転職を志望すると決めてから、まず情報収集を行い、29歳未経験エンジニアの現状の厳しさを認識しました。(技術職なので当たり前といっちゃ当たり前です、会社からしたら新卒のほうがよっぽどいい)
まず本当の未経験では、就職活動は到底無理だった為、プログラミングスクール受講を決めました。
テックキャンプを選んだ理由としては、学習期間が一番短かったこと(2ヶ月半)と転職サポートがついている点です。
退職後は無給なので、できるだけ短期集中で学べる環境を優先しました。
受講が決まってから2週間ほど余裕があったので、プロゲートの(Node.jsコース,Railsコース)を一周し、その他テックキャンプで使いそうな(gitやコマンドライン)の学習を行いました。
テックキャンプ受講してから感じましたが、予習めっちゃ大事です。プロゲートだけでもテックキャンプの応用レベルぐらいならスイスイ進めれるのと、復習にもなって基礎が定着します。
テックキャンプのカリキュラム自体は分かりやすく、とてもいい教材だと思います。ただ予習していたこともあって、1ヶ月程でカリキュラムの最終課題は終わり、その後はポートフォリオ制作に取り組みました。
ポートフォリオは、自身の好きな事や思い入れがあるようなアプリにすると良いと思います。
私は、飲食店の閲覧ができる地元に特化した、食べログみたいなアプリを作成しました。
ポートフォリオ作成する上で注力したのは
- テストコードの充実、N+1問題などのアプリケーションの担保
- APIの実装(私はGoogleAPIを採用しました)
- CI/CDやAWSなど現在の開発で組み込まれているインフラ技術の実装
の3点です。
尖った技術を実装していくことよりも、基礎的な技術やアプリケーションを担保するようなテストやバリデーションをしっかりと実装して行くことに重きをおいて取り組みました。実装内容はほぼテックキャンプの知識に+@したようなものです。
またDocker、AWSなどのインフラ技術は全体像を把握しておきたいとの思いで、学習を進めました。
学習はQuiteなどのネット記事や参考書を購入して進めました。
以下参考書
- 新しいLinuxの教科書
- Udemy Docker入門
- Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築
- SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作 (プログラミング学習シリーズ)
- パーフェクト Ruby on Rails 【増補改訂版】
- オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方
就職活動について
カリキュラム終了と同時にポートフォリオ制作も終わり、就職活動がスタートしました。
当たりまえですが、学習する為にプログラミングスクールに通っているのでは無く、就職する為なので、就職対策は前倒しで進めていった方がいいです。カリキュラム上だと1ヶ月半ぐらいから就職活動の準備が始まります。
事前に担当CAに書類の添削や、面接内容のフィードバックを何度も繰り返していたおかげで、面接対策はみっちりとできました。
就職前は、目安100~200社ほど応募しないと厳しい現状だなと感じていましたが、最初の週に30社ほど応募して、予想以上に書類通過率が高かったのも、ポートフォリオにしっかりと時間を使えたことと、就職対策を事前に行えていたおかげだと思います。
就職活動する上で一番難しかったのが、第一志望の会社を見つけることです。その歳就職軸として
- Btoc
- 新しいサービスを広めていける会社(自社開発)
- 成長環境であること
の3点を軸に就職活動していましたが、中々これだッ!と思う企業が見つかりませんでした、2週間ほど経って、結果内定を頂くことになった会社を求人を見つけることができました。
面接でもそうですが、本当に行きたい会社とそうでない会社では、熱力の伝わり方が違うと思います。またモチベーションの維持にも繋がるので、しっかりと自己分析を行い、まずは第一志望を見つけることに注力した方が良いと思います。
応募媒体は、テックキャンプ経由の書類通過率がもっとも高く、かつWantedlyなどに比べても良質な企業が多かった気がします。また基本ポテンシャルで採用を行って頂いている為、アピールもしやすいです。
面接内容は技術の説明を自身でしっかりとできることと(コピペして終わりだと説明できないので、しっかりと理解すること)
前職のマネジメントの経験が活きました。
新卒入社23歳に比べて、6年もの差がある為、技術で勝負するのは難しいので、逆に6年間の社会人経験を活かして、アピールしていくことが重要だと思います。
テックキャンプについて
メリット
- 一通りのアプリ制作までの分かりやすいカリキュラム
- Zoomを使ったアウトレット会など、一緒に学習していく仲間がいること
- CAサービスなどのキャリアサポートが充実していました。
デメリット
- ホントの未経験向けなので、カリキュラムボリュームが少ない(テックキャンプの学習内容だけだと、就職は厳しいと思います。予習と自分自身の追加学習は必須)
- 費用が高い(学習内容的には、参考書使った独学でも充分可能だと思います。)
- チーム開発が無い(面接などで結構聞かれます、プログラミングスクールで最短なのでしょうがないかも)
まとめ
個人的には自身の第一志望に内定頂けたので、テックキャンプに通って良かったと思います。ネット上では悪評等もあり、頷ける部分もありますが、基本的にはプログラミングスクールで学習内容には、それほど大差ないと思います。その中で一番短期で転職サポートがついてるがテックキャンプのかなと思います、ただ高いけどね、、、
結局は自分次第なので、プログラミングスクール通ったから就職できるとか、他人任せにならずに、自身の年齢や転職市場の現状をしっかりと把握した上で、先手先手で取り組んでいくことが一番大切だと感じます。
以上が私が未経験からテックキャンプの学習を経て転職活動の報告になります。
最後まで見て頂きありがとうございました!