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Oracle Compute Cloudインスタンスのスナップショット(バックアップ)

Last updated at Posted at 2017-06-15

2種類の方式

  • インスタンススナップショット
  • ストレージスナップショット

インスタンススナップショット

  • インスタンスを非永続ブートディスクを使用して作成する必要がある
    • インスタンスを停止すると削除される
      • 停止はオーケストレーションの停止でしかおこなえない
    • ブートディスクの容量が少ない(Windows 2012 R2で27GB)
  • 初期構築用や、開発環境用のテンプレートを作成し、同じ環境を多数作成する場合に有用

ストレージスナップショット

2種類の形式

  • コロケート
  • 非コロケート

コロケート

  • Copy on Write方式でのスナップショット取得
    • スナップショット取得時は、ポインタを記録するのみ
      • 数秒で終わる
    • データ更新時、更新前データをスナップショット領域に保存する
  • 元のボリュームと同じブロックストレージ内に保存される
    • バックアップには向かない
  • テスト時等に有用

非コロケート

  • 全てのデータをスナップショット領域に保存する
    • データ量に比例して時間がかかる
  • オブジェクトストレージ(Oracle Storage Cloud Service)内に保存される
  • バックアップに有用
  • Storage Cloudのジオレプリケーション機能を使えば複数箇所にバックアップできる

取得したスナップショットのリストア方法

コロケート

  • 任意の名前でリストア(=新ボリュームの作成)をおこなう
    • スナップショット元のデータと、スナップショットデータを使っておこなわれる
  • 同じサイト(ゾーン)内にのみリストア可
  • インスタンス作成時にリストアしたボリュームを選択する
    • スナップショット元のデータも利用しているため、インスタンス作成後はスナップショット元のデータは削除できない

非コロケート

  • 任意の名前でリストア(=新ボリュームの作成)をおこなう
  • 別サイト(ゾーン)内にもリストア可
  • インスタンス作成時にリストアしたボリュームを選択する

注意点

  • データの一貫性が必要な場合、インスタンスが停止している状態で取得する
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