はじめに
OCIのコンソール画面が分かりにくい!使いたいリソースがどこにあるか分からない!画面の見方が分からない!・・・特にOCIを初めて操作する時にはよくありますよね。
今回はOCIを始めたばかりの方に、リソースの詳細ではなく、どこに何があるのかに焦点を当てて説明をします。
この記事のイメージとしてはショッピングモールの館内地図を想像してください。
2023年12月時点のコンソール画面です。最新の画面は変わっている可能性があります。
目次
1.ホーム画面の見方
2.リソースの詳細画面の見方
3.終わりに
ホーム画面の見方
まずはログイン後のホーム画面を見てください。これが基本画面です。
・・・初心者の方はどこを見ればいいのかここで迷われると思います。
まずは以下の2つの箇所に着目してください。この2つの箇所はどこの画面に行っても表示されます。
①ナビゲーション・バー
ナビゲーション・バーは上部にある黒っぽい帯です。よく使う項目をまとめました。
②ナビゲーション・メニュー
まずはナビゲーションメニューを開きます。
ナビゲーション・メニューではほとんどのリソースにアクセスできます。ここでは3つの箇所に着目してください。
大項目、中項目、小項目となって配置されています。
リソースの関係性を整理するために、皆さんに思い浮かべて欲しい頭の中のイメージは以下になります。例えばコンピュートの場合は、、、
このようにまずは包含関係を意識しながらイメージしていきましょう。
リソースの詳細画面の見方
次にリソースの詳細画面をみます。詳細画面はほとんど同じような配置になっているので、例としてインスタンスを見ていきましょう。
ここで情報を整理して案内図にすると以下になります。
現在位置を視覚化したもの。自分がどこにいるのかが分かります。
リソースの状態を色で表しています。緑・黄色・赤・灰色などあります。
リソースの詳細情報を確認したり、リソースの操作を行えます。
リソースに紐づくサブリソースの一覧が表示されます。
例:インスタンスに紐づくVNIC
サブリソースについてさらに詳細情報を見ることができます。
サブリソースというものが出てきたので、先ほどの大項目、中項目、小項目のイメージ図にサブリソースを付け加えて全体のイメージを図に表すと以下になります。
リソースの全てが綺麗に四階層になっているわけではありませんが、このようにリソースの包含関係や関係性を意識しながらクラウドのリソースを見ていくと整理ができると思います。
終わりに
初めてクラウドに触る方はどこに何があるのか迷子になる方というのが多いと思います。
リソースの包含関係を意識していくとどこに何があるのかを早くキャッチアップすることができると思います。
今回の記事が初めてOCIを触る方々のお役に立てれば幸いです。
参考情報
OCIチュートリアル その1 - OCIコンソールにアクセスして基本を理解する
https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/beginners/getting-started/