WebRTC-JPハンズオンでメンターをしてきました。
主催:WebRTC Beginners Tokyo
開催日時:2018/11/18(日)12:45〜18:30
開催場所:渋谷ヒカリエ17F レバレジーズ様オフィス
参加者:11名
イベント紹介ページ:conppas
発表資料:Qiita
サンプルコード:GitHub
ハンズオンの内容は、第1回目はTwilio,第2回目はSkyWayでのハンズオンと同様な機能を実装してみることとしました。
(補足)
第1回目:Twilio
第2回目:SkyWay
又、少し面白い事をやってみようと思い、顔認識で目線を入れるアプリも実装することにしました。
簡単に紹介すると次のような内容です。
1.agora networkへの接続
2.カメラ、マイクの準備
3.ローカル映像の表示
4.他拠点映像の表示
5.自拠点の退室したときの処理
6.他拠点が退室したときの処理
7.アクティブスピーカーの処理
8.画面共有の処理
初心者向けということで各ステップ毎にサンプルコードもGitHub上で公開しておりました。
サンプルがあることでハードルが低く分かりやすかったというアンケート結果もありました。
(経験者には少し物足りなかったかもしれませんが)
特に日本ではドキュメントよりもまずサンプルを動かすという傾向があるので(自分もそうです)このあたりは準備しておいてよかったと実感しました。
又、各STEPでは約15分程度の実装時間を設け、じっくりと作業できるようにしました。
SDKの魅力として素のWebRTCのAPIをコールする事なくビデオ通話アプリが簡単に実装できることを実感して頂けたかと思います。
Twitterでは#webrtcjpのハッシュタグがおなじみのようです。
Twitter上や現場ではWebRTCの経験豊富な方からは質問が多く飛び交います。
覚えている範囲ですが...
Q.Agora.ioはデフォルトでSFUを利用?
A.SFUのみでP2Pはありません
Q.画質の設定はどうする?
A.setVideoProfileで設定します
Q.日本にサーバーはありますか?
A.あります
等の質問がありました。コアな部分についての質問は。。。まだまだ学習が必要ですね。
ハンズオン終了後には参加者にアンケートをとります。
発表側としては見るのが怖いですね(汗
自由な感想としては以下のようなコメントを頂きました。
他のサービスとの比較をもう少し詳しく知りたかった。
初めてWebRTCの体験をしましたが、大変簡単に始められることにびっくりしました。何かこれを使って開発してみたいなと思ったのでもうちょっと勉強してみようと思いました。
webRTCについては初めてですが、動くサンプルコードなどの準備があってハードルが低くわかりやすかったです。
javascriptがまともに書けないレベルなので不安でしたが、個別でサポートしていただきなんとか課題をこなすことができました。とても勉強になり満足しています。また機会があれば参加したいです。
ハンズオンの気になる満足度,理解度は。。。
概ね良好なようで一安心。
又、今回は主催者の方にいろいろハンズオンのアドバイスを頂きました。
企業の枠をこえてWebRTC業界がもっと盛り上がるような活動をしていこうと思います。