1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

はじめに

突然テーマと違うじゃん!というような記事なのですが、今年の結構大きな発見であったのでどうしても書きたかったのと、全ての仕事に通じる=巡り巡って資料作成の効率化につながるということでご容赦ください。

在宅環境、整えていますか?

昨年新居に引っ越しまして、自室を持つことができたのでそこで日々仕事をしていたのですが、同じ椅子座って同じPCで作業しているのになんか体に不調出る、なんかどっか痛い、どうも捗らない、集中できない、、、みたいなことがおこっておりました。
そこで良いデスク環境とはなんぞやについて検討し改善をした結果、諸々の不調が概ね改善されたので個人的に影響度が大きかったと考える順にまとめていきたいと思います。

整えるべき環境

その1:照明

盲点だったのですが、改善してみて一番体楽になったなと実感あったのが照明です。
それこそ引っ越しをしてから作業するとやたら目が疲れるなという感覚があり、どうしたものかと思っていろいろ調べてみたのですが、デスク周りに明るさが足りていなさそうだということがわかりました。

明るさの目安

オフィスにおいての明るさの基準は労働衛生基準に定められており、一般的な事務作業においては300ルクスの明るさが必要であると言われています。
また、その上で個々の作業に応じた明るさはJIS Z9110によって推奨照度が定められています。
参考:厚生労働省・労働衛生基準改正事項の資料
上の資料最終ページの「参考」より、キーボード操作には500ルクスの明るさが推奨されていることがわかります。

また、一般住宅における照明の推奨照度の参考として下記リンクのような資料があり、前出のZISにおいて、勉強・読書には750ルクス、VDT作業には500ルクスの明るさが推奨されています。
参考:パナソニック資料・住宅の照明

照度を測る

照度を測ると言えば照度計だと思うのですが、照度計が家にある方はほぼいらっしゃらないと思います。
そこでスマートフォンアプリです。おすすめは下の参考のリンクに登場するQUAPIX Liteです。
他のアプリもいくつか試してみたのですが、こちらのアプリがもっとも確からしい値を出すような気がしています。(リンクのサイトは照明周りでよく聞く用語のことがまとまっていて大変勉強になりました)
参考:長谷川製作所ブログ・ルーメンとルクス、ケルビンとカンデラとは?基礎・基本を学ぶ

改善前の状況

せっかくの新居・楽しみにしていた自室なのでオシャレ照明をと思いダクトレール取り付けスポットライト4灯で部屋を照らすようにしていました。PC周りの明るさの心許なさは若干感じていたので、前の家で使っていた手元用ライトをつけて作業をするようにしていました。それでもPCの手元は大体280ルクス程度、手元用ライトをつけない場合150ルクス程度で、VDT作業の推奨値を大きく下回る値になっていました。

改善のために行ったこと

1. ダクトレールに取り付けられるシーリングライトを導入する

すでについているスポットライトの邪魔にならない小型のシーリングライト(画像真ん中のもの)を探して、ダクトレールに追加で設置しました。部屋全体が明るくなってその他作業するにしても導入してよかったなと思います。

2. モニターライトを導入する

手元明るくするために、モニターライトを導入しました。
デスクライトを様々見ていたのですが机手前にノートPCや筆記用具など、その奥にモニターを設置しているので、モニターライト1つあれば事足りるなという気がして購入してみたらこれが当たりでした。
しっかり明るくなるし省スペースだしお値段もお安めに済むしで言うことなしです。
購入したのはそのときAmazonでお安くなっていたものです。参考まで

改善後の状況

天井の照明だけをつけた状態が150ルクス→300ルクス、モニターライトも使用した時の照度がキーボード手元で280→820ルクスと大きく改善しました。
体感としても、作業後の目の疲れが大幅に改善されました。周りが明るいって大事。

その他参考

ディスプレイのEIZOさんのHP
ディスプレイに関することにとどまらない疲れ目対策が大変ためになります

その2:温度・湿度

集中力と温度・湿度は大きく関係しているとのことで、温度・湿度と労働生産性の関係を紐解く研究が研究機関でなされているようです。私自身特に寒いのが苦手なので、電気代かかるなあと思いつつもばしばしエアコンを稼働させ、ガンガンに加湿器をつけて仕事しています。
それでも寒い時は寒い。部分的に寒い。末端冷え性ツライ。
ということで特に寒さ感じる部分を部分的にあっためるために取り入れているあったかグッズを3つご紹介します。

導入したグッズ

1. フットウォーマー

去年冬から導入したのですが、これめちゃくちゃ快適です。
商品として多いのは、クッション状のものに足をつっこんで温める以下のようなものだと思います。

足があったまると体全体ぽかぽかしてくるかんじがしてとても良いです。
私は足首下あたりまでを覆うクッション型のものを使用しているのですが、少しお値段出すと足首または膝下あたりまですっぽり包めるものもあり、より暖かくて良さそうです。
足元用のパネルヒーターなんかもいいなと思います。次買うならそちらかな。
また、私は座る時に足を組んでしまいがちなのですが、足突っ込んでおくタイプのもの使っているとあったかいを優先して足を組まなくなるので姿勢改善にも一役かっている気がしています。

2. アームウォーマー

手〜手首ってPC触っている時ずっと寒くないですか?
かと言って指先まで覆うような手袋つけてしまうとタイプミス増えるし、指紋認証使えないし、、ってことで辿り着いたのが、去年ファッションとして大流行していたアームウォーマーです。
流行ってくれたおかげでそこそこ可愛くて付け心地良いものが安くで買えたので大変助かっています。
指先は依然寒いですが、手首〜手の甲が温まるだけでだいぶ違うなという気がしています。
今洗い替えしながら使っているものが結構へたってきたので、次はこんなの買いたいです。商品紹介にバリバリ「インドアでのパソコン作業にも重宝します」って買いてありますね。

3. ゆたんぽ

熱源を抱えておくのは正義
指先冷たくなってきたら湯たんぽ触ってあったまって、また作業するなどということにも使えます。
私は古より存在している容器にお湯入れておいてあたたまるタイプのものを使っているのですが、最近ではゼリー状のものを電子レンジでチンをしてあたたまるタイプのものや充電式のものもあるようです。

その3:手首・腕まわり

引っ越して机が変わってからというもの作業時に腕が痛くなって耐えがたいということが度々起こっていました。椅子の高さを試行錯誤してみたり、マウスを変えてみたり、様々取り組んでみた結果、机の角にコーナーガードを取り付けることで解決しました。

改善前の状況

自室の机です。角ばっています。

導入したもの

机の角が手首に負荷をかけているらしいことがわかったので、リストレストを導入することを検討したのですが、せっかくだからいいの買いたいけどでも高さとか合わなかったらいやだなあなどいろいろ考えて迷ってしまったので、とりあえず角を保護できるようにしようということで本来壁や家具などにとりつけるコーナーガードを購入し、机に設置してみました。
リンクカードで名前がうまく表示されないので手動リンク
お値段1000円きっていて、大変お試ししやすかったです。

TRUSCO(トラスコ) 安心クッションL字型90cm 大 ブラウン TAC06

設置してみて

手首の痛みは全く出なくなりました。こんなに改善するならもっと早くに試せばよかったなあと思ったほどでした。
すごく不恰好なので改善したいと思っているのですが、養生でぺたっと貼り付けてしまうのが一番安定するので今デスクは写真のような状態になっています。見た目だけが本当に気に食わないので、何か良いアイディアあれば教えていただきたいです。

おわりに

思わぬことが集中の阻害要因になりうるなということを身を持って実感しました。
特に照明は盲点で、会社に行って仕事をしていた時には考えてもいなかった要素であったので、在宅でお仕事されている方は一度、自分の作業環境の明るさを測ってみてはいかがでしょうか。
まだまだこれが最高の労働環境であるとは思っていないので、小さな不快の原因を考えて改善し、より良い環境目指していけたらなと思います。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?