はじめに
Qiita初投稿になります。CentOSではなく開発者用サブスクリプションを利用してRed Hat Enterpriseで色々な検証の備忘録として残してます。将来的にはコンテナに集約していく予定です。
参考サイト
赤帽エンジニアブログ 「Red Hat Developer Programに参加して最新技術を学習しよう」(参照 2019-06-18)
環境構築の手順
Red Hat DeveloperサイトでRed Hatアカウント作成、Red Hat Developer Programに参加して開発者用サブスクリプションを取得
RHEL8.2のISOファイルダウンロード
今回は「Red Hat Enterprise Linux 8.2 Binary DVD」を選択する。
https://access.redhat.com/downloads/content/479/ver=/rhel---8/8.2/x86_64/product-software
仮想環境構築
利用する仮想環境ソフトウェアは以下を使用
VirtualBox(2020年11月15日現在、バージョンは6.1.16)
https://www.virtualbox.org/
VMware Workstation Player(2020年11月15日現在、バージョンは16)
https://my.vmware.com/jp/web/vmware/downloads/info/slug/desktop_end_user_computing/vmware_workstation_player/16_0
RHELインストール
今回は、いちから環境構築していくので「ソフトウェアの選択」は「最小限のインストール」を選択し、必要に応じてパッケージを追加します。
dnf(yum)が使用できるようにCLIでサブスクリプション登録
subscription-managerコマンドを使用して仮想マシンをRed Hat社に登録します。
subscription-manager register --username RHアカウント --password RHアカウントパスワード
利用可能なサブスクリプションをコマンドで確認
確認する項目としては、"プール ID"と"終了"で登録するのIDと利用可能なサブスクリプションを確認します。
また開発者用サブスクリプションは1年間しか利用できないため場合によっては、サブスクリプションの有効期限を更新する必要があります。
subscription-manager list --available
サブスクリプションをシステムにアタッチ
利用可能なサブスクリプションが一つの場合は以下のコマンドを実施します。
subscription-manager subscribe --auto
利用可能なサブスクリプションが複数ある場合は以下のコマンドで指定して登録
subscription-manager subscribe --pool=確認した"プール ID"を指定
サブスクリプションがアタッチされているか確認
正常にアタッチされていれば"状態"の項目が"サブスクライブ済み"と表示されます。
subscription-manager list
仮想マシンのRH登録解除
仮想マシンを再構築したり、不要になったら以下のコマンドで登録を解除します。
subscription-manager unregister