入力変数はフローが実行される前に定義され、出力変数はデスクトップフローの実行後に、フローのプロセスに沿って定義されます。
Power Automateのクラウドフローや他のDesktopフローと連携する際などに有用です。
Desktopフローからクラウドフローを呼び出すことは現状できないようです。
【例】Web APIがあるシステムについてはそのデータをクラウドフローで呼出し、Web APIがなくCSV出力などでデータ提供されているWEBシステムをPADで用意してお互いのデータを突き合わせたい場合
入出力変数の追加の仕方
- フロー変数の追加の仕方とは違い、予め入出力変数を変数ペインで設定する必要があります。
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「変数名」プロパティはPADフロー内での変数名、「外部名」プロパティは出力先のフローでの変数名。
【例】クラウドフローから上記の出力変数が呼び出された場合
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任意のアクションで使用する値(出力先の値)を1で設定した入力(出力)変数に設定する。
出力したいデータがDataTable型やList型の場合
この場合そのまま送信すると全ての値が文字列として結合されてしまい後続のフローで値を取り出しづらくなります。
従ってDesktopフローの方でJSON形式の変数を生成すると良いです。
※取得したいDataTable(/List型)のデータによってはJSON形式に変換しなくてもクラウドフロー側で文字列の分割などで対応できる場合もあるかと思います。そのような場合は1レコードずつ取り出すにはこちらの記事が参考になるかもしれません。
【例】
(DesktopフローでJSON形式になるようデータを生成)
JSONのデータ作成の仕方の基本については以下の記事が分かりやすいかと思います。
参考