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PL-900 : データコネクタ

Last updated at Posted at 2022-11-29

この投稿はMicrosoft PL-900の受験に向けた勉強資料をMS Learnページを参考にして作っています。
一発合格に向けて頑張りましょう!

公式ページ: データ コネクタ

データコネクタ (Data Connectors)

  • データソースからアプリケーションもしくは情報のやり取りをするワークフローへのブリッジ的な役割をする
  • コネクタを使用することでプラットフォーム間でビジネスソリューションを拡張かつ、ユーザーのための機能を追加することができる

データソース (Data Sources)

2つのタイプが存在する
→ どちらもソリューションにデータや追加機能を取り込むために使われる

(1) 表形式のデータ (Tabular data)

  • データを構成化されたテーブルの形で返却する
  • Power Appsはギャラリー、フォーム、他のコントロールを通じて返却されたテーブルを直接読み取りおよび表示することができる。データソースがサポートする場合、データを作成・変更・削除ができる
     → 例)Microsoft Dataverse, SharePoint, SQL Server

(2) 関数ベースのデータ (Function-based data)

  • 関数を使用してデータソースと相互作用する
  • テーブルのデータを返すために使用するが、電子メールの送信、権限の更新、カレンダーイベントの作成など、より広範囲のアクションも提供する
     → 例)Office 365 Users, Project Online, Azure Blob Storage

コネクタ (Connectors)

  • アプリ、ワークフロー、ダッシュボードにデータソースを接続するもの
  • 標準とプレミアムに分かれている
     標準    → SharePoint, Outlook, YouTubeなど
     プレミアム → アプリとユーザーに追加ライセンスが必要
            SQL Server、Survey Monkey、Mail Chimpなど
  • コネクタのレファレンスには全コネクタと標準またはプレミアムのどちらと見なされるかが記載されている
    また、AppSourceをソースに使ったりアプリをインストールしたりMicrosoft製品以外のサービスにコネクタを使用したりすることもできる* コネクタを使うとデータ ソースと Power Platform の間の入出力が可能になり、Microsoft Power Platformビジネスソリューションの提供が加速される
    例)Dynamics 365で特定の顧客タイプが追加された時、ユーザーに通知するようにPower Automateを設定
      SharePointドキュメントライブラリでPower Appsに取り込むファイルを格納し、管理および配布  
  • Microsoftは画像内にあるテキストの読み取りや顔認識サービスのようなタスクを処理するのに高度なAI技術を持つAzureサービスに対してコネクタを提供する
  • すべてのMicrosoft Power PlatformビジネスソリューションはTeamsなどのMicrosoft 365 appsで使用および実行できる
     → Teams内でPower Appsを使用、アクションやイベントからPower Automateを実行可能

トリガーとアクション (Triggers and Actions)

データソースを設定してコネクタを構成すると、以下の2つを使用可能

(1) トリガー (Triggers)

  • トリガーはPower Automateでのみ使われる、またフローの開始を要求する
  • 毎日8時に開始されるフローのように時間ベースでも、テーブル内で新しい行を作るもしくはメールを受信するようなアクションベースでも実行可能
  • 実行する際、ワークフローに通知するにはトリガーが必要

(2) アクション (Actions)

  • アクションはPower AutomateとPower Appsで使われる、またユーザーもしくはトリガーより要求される、また何らかの機能によってデータソースとの相互作用が可能になる
    例)ワークフローまたはアプリケーションでメールを送信したりデータソースに新しい行を書き込むといったアクション

カスタムコネクタ (Custom Connectors)

  • Power Platformには600以上のコネクタが用意されているが、カスタムで作成することもできる
  • カスタムコネクタを使うことで一般API、クラウドプロバイダー(Azure)でホストしているカスタムAPIによるアプリの拡張可能
  • コネクタはAPI 間で情報をやり取りし、Power AppsまたはPower Automateに利用可能な関数を収集する機能をする
    → 関数ベースであるため、該当データが返されるためにAPIサービスで特定の関数が呼び出だす
  • カスタムコネクタを作成するメリットは、Power Apps、Power AutomateやAzure Logic Appsなどのさまざまなプラットフォームで使用できること

カスタムコネクタの作成 (Creating Custom Connectors)

カスタムコネクタを作成するには 3つの方法があります。
以下の方法に対する要件は異なるが、いずれもアプリもしくはユーザーごとのPower Appsプランが必要

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