船井総研デジタルのYookです。
コーディング支援サービス「GitHub Copilot」はよく知られているが、個人アカウントでも有料なので、なかなか手が伸びないですよね。そこで、無料で使える「AWS CodeWhisperer」があることを見つけ、導入してみようと思います。
AWS CodeWhispererとは
以下の公式ホームページに詳しい内容が載っています。
特徴
- コメントや書きかけのコードから予測して自動生成
- セキュリティースキャン
- オープンソースコードのリファレンストラッカー
- サポートされている言語: Python、Java、JavaScript、TypeScript、C#、Rust、Go、Ruby、Scala、Kotlin、PHP、C、C++、Shell Scripting、SQL
個人アカウントに限って無料で利用可能！
インストール手順
IDEインストール
ここではVSCodeに導入します。
以下のリンクからダウンロードできます。
拡張機能をインストール
VSCodeを開くと、左側のパンネルに「拡張機能」のアイコンがあります。
それをクリックして「AWS Toolkit」を検索します。
「install」ボタンを押下し、インストールします。
（以下のイメージはインストール後の状態です）
AWS Builderへログイン
AWS Toolkitのアイコンをクリックし、CodeWhispererメニューから AWS Builderにログインをします。（アカウントを持っていない方はIDを作成します）
ログインすると、すぐ利用することができます。
じゃあ、使ってみよう
作ってもらいたいことをコメントに書いて改行をすると、
提案コードが表示されます。
そして、その上にToolbarが現れることがわかります。
マウスで矢印をクリックすると、次の提案コードの確認ができます。
Toolbarに書いてある通り、使いたいコードがある場合、「Tab」キーを押すことでエディターに反映されます。
以下のように、コメントにせず関数名を入力するだけでも関連づいたコードを提案してくれます。
感想
- とにかくお金がかからないポイントは最高！
- GitHub Copilotにない「セキュリティーチェック」と「オープンソースコードのリファレンストラッカー」のサービスは頼りになる
- GitHub Copilotでは、提案コードを別のタブを開き、一目で確認できるような機能があるが、CodeWhispererにはないため、少し不便かな
以上、AWS CodeWhispererのまとめでしたー