Windows11に次のような構成を作成し、AzureDevOpsのReposに接続する際の資格情報を、Git Credential Manager(GCM)経由で管理しようとした際にぷちハマリした話です。
- WSL
- Ubuntu 22.04.2 LTS(記事投稿時点の最新盤)
- Git for windows(ホストWindowsにインストール)
- Git(Ubuntuにインストール)
結論
Ubuntu側のGitに次の設定をする必要がある。
git config --global credential.https://dev.azure.com.useHttpPath true
何にハマったか
公式のこちらを参考にしながら冒頭の構成を作っていくと、GCMセットアップの項目でWindowsによる資格情報管理との連携についての記載に行き当たります。
ここには、WindowとUbuntuにGitをインストールした後、Ubuntu側のGit configにWindowsホストとのGCM連携のためのcredential.helperを設定する手順が書いてあります(詳細は直接確認いただければと思います)。
しかし、結論に書いた設定は「Git for Windows を使用せずに WSL を構成」で誘導しているリンクの先に書いてあるのです。
しかも、リンク先にはしっかりWindows用Gitを使用するパターンとしないパターンが書いてあります。
そりゃないよ
そんなこともあるよね
AzureDevOpsのRepsを使う際は設定が追加で必要になって、それがgit-credential-managerのドキュメント側では書かれていて、日本語翻訳されたサイトでは反映されていないだけかもしれません。
翻訳側は遅れるという話も聞きますしね。
もし同じようなことで困っている方の一時所になればと思います。
それにしてもちょっとなと思った出来事でした。
※記事が古くなるころには記載がなおっている可能性もあります