はじめに
PL-900を受験・無事合格したので、ノウハウをまとめます。
受験料無料特典
Microsoft Power Platform Virtual Training Day: Power Platform の基礎
を受講すると、受験料(¥12,500-)が無料になるバウチャーがもらえます。
開催は不定期のようです。
学習法
AZ-900と比べると具体的で類似した用語が多く、ドリル的な学習をしただけでは一体何を学んでいるのかわからなくなります。
なので、可能であれば問題集で書かれている事が何なのか、実際に無料環境を利用して触ってみるのが良さそうです。
ですが、限られた期間で合格ラインを目指すとなるとのんびりしてもいられないので、効率の良い学習法を追求してみます。
個人の感想です。
教材
PL-900でWeb検索すると以下2つの学習講座がヒットしますが、クオリティが気になります。
Udemy
- 有料(セールあり。¥2,000-前後)
- 正解がわかっても、解説のないものは自分で理由を調べる必要があり、そういったものは学習にはなりますが効率が良いとは言えません。
しかも正解が誤っていた場合、真実を確証できずモヤモヤします。 - 正解が誤っているものが見られます。
ExamTopics
- 無料、116問以上は有料
- 正解が間違いだらけです。Discussionという項目でユーザーによる議論があるのですが、多い意見が正解とも限りません。
会員登録してもロボット対策のCAPTCHAはなくなりません。5問ごとにページが移動するのでユーザビリティも良くありません。
又、成績の記録もできません。有料登録すれば使いやすくなるのかもしれませんが、解答のクオリティの低さから有料登録はためらいました。 - 英語ですが、翻訳機能のあるブラウザーではあまり問題にはならないと思います。
Udemyは見直し機能等が使いやすく効率良く学習できるので良いプラットフォームではありますが、問題の内容には注意が必要です。
個人的には以下の2つが学習及び試験対策としての教材にはとても良かったです。
Practice Assessment for Exam PL-900: Microsoft Power Platform Fundamentals
- 上記リンク先の 無料の練習用評価を受ける から50問ずつ、学習できます。
- 英語ですが、翻訳機能のあるブラウザーではあまり問題にはならないと思います。
- 出題はランダムですが、選択肢の並び方は変わりません。
- 最後にまとめて正解/不正解と理解傾向の分析が表示されますが、Next をクリックする前に Check Your Answer をクリックすれば1問ごとに確認する事もできます。
- 問題の内容は古いようです。"Common Data Service"が出てきますが、現在では"Microsoft Dataverse"です。
- 現在実際に出題される問題に近い内容はあまり無い印象ですが、解答が正確なので正しく理解する事ができ、
全ての問題に解説リンクがあり、リンク先はブラウザの設定が日本語向けになっていれば日本語のサイトにリダイレクトされるようになっています。
PL-900 : Microsoft Power Platform Fundamentals 試験対策
- ウェビナー形式の講座です。
- こちらも内容はやや古いようですが、出題意図がわかりにくい問題等について丁寧に解説しているのでお勧めです。
UdemyやExamTopicsの問題で解答が怪しい問題については、これで確認すれば間違っているかどうかがほぼわかります。
動画
実際に触れなくても、どんな事ができるのか?どのように作るのか?イメージが具現化するのでお勧めです。
Power Platform
モデル駆動型アプリ
AI Builder
Power Virtual Agetnts
本番
65分で37問。試験時間は会場で手続きをしている時間も含まれているので実際に問題を解く時間はもっと短くなりました。
見たことのない問題も結構あり冷や汗をかきましたが、結果850点を超えていたので基礎的な理解をしていれば何とかなりそうです。
まとめ
正確な情報をインプットして、効率よく学習しましょう!