はじめに
AZ-900を受験・無事合格しました。
細かい事は色々な人が紹介していると思うので、自分が体験した事を中心にまとめます。
合格すると得られるMicrosoft Certified: Azure Fundamentalsとは、その名の通りAzureの基礎知識を証明する認定資格といえます。
AzureにおけるITパスポートのようなイメージですが
難易度は比較的やさしく、ひたすらドリル的な学習を繰り返せば合格は難しくありません。
受験料無料特典
Microsoft Power Platform Virtual Training Day: Azure の基礎
を受講すると、受験料(¥12,500-)が無料になるバウチャーがもらえます。
開催は不定期のようです。
教材
教材はたくさんあるようですが、職場の人に教えてもらった以下を受講しました。
(6つ目の問題は過去の範囲という事で、混乱を恐れスキップしました)
解説も丁寧で繰り返し学習がしやすくお勧めです。
申込み
Udemyの講座でコンスタントに90点以上を獲れるようになったので、試験の申込みをしました。
(一日1~2時間やれば、半月もあれば十分な手応えでした)
冒頭の受験ページの Pearson VUE でスケジュール から申込みします。
(Person VUEではなくPearson VUE(ピアソン・ビュー) CBTを代行する企業らしいです)
学生・教員の場合はCertiportになるようです。
資格もPearson VUEもグローバルなので、名前や住所は英語で登録しました。
無料特典もここで指定します(アカウントから自動的に候補が現れる)。
試験オプションから受験場所をテストセンターと在宅/職場から選択できます。
在宅で受験する場合 OnVUE というソフトを使って受験する事になりますが、
受験する場所の周りを撮影したり手の届く範囲に文字が読めるものがないようにしなければならなかったり
正面を見ていなかったり独り言をつぶやいていると注意される等、かなりシビアなチェックが入るようです。
OnVUEがうまく起動せず、面倒なのでテストセンターでの受験を選びました。
本番
テストセンターへ向かいます。
早目に着いてもすぐに受験できるようになっていました。
身分証明書が必ず必要になります。
免許証が当然日本語ですが、申し込んだ時の名前(ローマ字)が合っていれば大丈夫でした。
顔写真の撮影があるので、ヒゲとかは剃っておくと良いと思いました。
(そういう要件があるわけではありませんし、誰が見るのかわかりませんが...)
ローマ字読みのサインと受験規約に同意するサイン、開始時刻を自筆したら荷物や腕時計等をロッカーに預け
試験会場に入ります。パーティションで遮られたPCがあります。ITパスポート等と同じかな。
持ち物はその場で渡されるシートとペン(メモができる...が使わないな)のみです。
試験時間は65分で35問前後出題されます。
回答中は各問題に見直しのマークを付けたりテーマを変えたり英語に変えたりできるようになっています。
試験サンドボックスがあるので事前にユーザビリティを体験できますが、
会場にあったモニタの解像度はSXGAだったので設問は若干見づらいところがありました。
1つのセクションを通過すると前のセクションには戻れない、という説明でしたが
少なくともこの試験ではセクションには分かれていませんでした。
合格
問題を解き終わって"完了"をクリックするとすぐに試験結果が表示されました。
そのまま待っていると係の人がやって来て案内してくれましたが、受験者が少なかったからのようです。
入室時に受け取ったシートにあるPearson VUEの説明を読むと、終わったら退室して良いようでした。
最後に理解度がグラフで表示されます。そして、受付で受験結果をもらいました。
スコアレポート
本当は上の赤で囲ったところに青い棒グラフが出るはずなんだけど...ちゃんと印刷されてないよ!
(このスコアレポートはPearson VUEのサイトからあとでダウンロードできるらしい)
又、しばらくするとマイクロソフトから認定資格取得のメールが届きました。
スコアレポートは後程Pearson VUEのサイトからPDFファイルでダウンロードできるようになります。
不合格になると、どうなるの?
- 1 回目で不合格となった場合は、再受験まで 24 時間待つ必要があります。
- その後のすべての再試験の間に 14 日間の待機期間が適用されます (最大 5 回)。
つまり、2回目は1日以上空けて、3回目以降は2周間空けないと受験できないようです。
Virtual Trainingの受講特典で無料で受験できたけど、12,500円かかると言われると急に高く感じますね。
折角の無料受験なので万全の状態で望みましょう。
最後に
マイクロソフトが無料で提供しているラーニングが充実しています。
(冒頭のページの 準備する2つの方法 から マイペースで進められる)
試験対策ではなくしっかりと学習するにはこちらがお勧めです。
すべてのラーニングを探すには以下から。