船井総研デジタルの@fsd-takizawaです。
毎回、手順を忘れてしまうので、自身の備忘のために本記事を作成しています。
前提
Dockerファイルは作成済みとする。
手順サマリ
- Dockerイメージを作成
- コンテナのテスト起動
- イメージをACR向けに作成
- WSL(Ubuntu)でAzureにログイン
- Azure Container Registry (ACR) へログイン
- イメージをACRへプッシュ
手順詳細
Dockerイメージのビルド
docker buildx build -t <イメージ名[1]>:<タグ[1]>
# 例
# docker buildx build -t sample-image:v1
コンテナのテスト起動
docker run
コマンドでテスト起動して稼働を確認する
イメージをACR向けに作成
docker tag <イメージ名[1]>:<タグ[1]> <ACRのログインサーバー>/<イメージ名[2]>:<tag[2]>
# 例
# docker tag sample-image:v1 acrname.azurecr.io/push-image:v2
ここでacrname.azurecr.io
のacrname
はACRリソース名となる
Azureへログイン
az login --use-device-code
その後は表示されるメッセージに従う
ACRへのログイン
権限付与
Azure portal上で
- ACRの
アクセスキー
で 管理者ユーザー を有効化する - IAMでユーザーに以下の権限を付与(付与権限は適切に行う)
- AcrPull
- AcrPush
ログイン
az acr login --name <ACRリソース名>
イメージのACRへのプッシュ
docker push <ACRのログインサーバー>/<イメージ名[2]>:<tag[2]>
# 例
# docker push acrname.azurecr.io/push-image:v2
以上です。