はじめに
Azure AI Engineer Associate(AI-102)取得に向けた勉強でまとめた内容を本記事では投稿しています。
試験範囲の内容を私が勉強していく中で、
・忘れてしまっていた内容
・他の知識と絡めて理解した方が良い内容
・Microsoft Learnの読解に苦戦した内容
などをできるだけ分かりやすく簡潔にまとめることを意識しています。
Azureの勉強を一から始め、AI-102取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※本記事の内容が必ず試験に出るわけではないこと、ご注意ください
※勉強しながら投稿しているため、追加で学んだことがあれば随時投稿内容を更新します。
試験対策のまとめ
Azure AI Visionによる不適切な画像の検出
- Azure AI Visionでは、画像内の成人向け素材を検出可能
⇒Analyze Image 3.2 APIを使用
⇒visualFeatures
クエリパラメーターにAdult
値を追加することで可能 - 各コンテンツに対して0-1のスコアを持つコンテンツフラグが適用される
- Adult:露骨に性的な内容で、その多くがヌードや性的な行為を描写したもの
- Racy:性的なものを想起させるものの、Adultよりは性的に明白な内容が少ないもの
- Gory:極端な暴力や血が描写されているもの
Analyze Image 3.2 API
-
リクエストURL
https://{endpoint}/vision/v3.2/analyze[?visualFeatures][&details][&language][&model-version]
-
リクエストパラメーター(
visualFeatures
)
どの視覚的特徴タイプを返すかを示すカンマ区切りの文字列視覚的特徴のタイプ 説明 Adult
画像がAdult/Racy/Goryにあたるかを検出 Brands
画像内の様々なブランドを検出(おおよその位置も含む)
※英語でのみ利用可能Categories
ドキュメントで定義された分類に従って画像コンテンツを分類 Color
アクセントカラー、ドミナントカラー、画像が白黒かどうかを決める Description
サポート言語で画像コンテンツを完全な文で説明 Faces
顔が存在するかどうかを検出
存在する場合は座標/性別/年齢を生成ImageType
画像がクリップアートであるか線画であるかを検出 Objects
画像内の様々なオブジェクトを検出(おおよその位置も含む)
※英語でのみ利用可能Tags
画像コンテンツに関連する単語の詳細なリストを使用して画像にタグ付け -
Adult
パラメーターの応答- ブール型プロパティ(true/false)
isAdultContent
isRacyContent
isGoryContent
- それぞれのカテゴリに対する信頼度スコア(0~1)
adultScore
racyScore
goreScore
- ブール型プロパティ(true/false)
- 参考
次の試験対策のまとめ
- AI-102試験対策のまとめ「Azure AI Languageのカスタムテキスト分類における評価メトリック」
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