はじめに
Microsoft Azure Administrator(AZ-104)合格に向けた勉強でまとめた内容を本記事では投稿しています。
試験範囲の内容を私が勉強していく中で、
・忘れてしまっていた内容
・他の知識と絡めて理解した方が良い内容
・Microsoft Learnの読解に苦戦した内容
などをできるだけ分かりやすく簡潔にまとめることを意識しています。
Azureの勉強を一から始め、AZ-104取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※本記事の内容が必ず試験に出るわけではないこと、ご注意ください
試験対策のまとめ
負荷分散の分類
サービス | 分散対象 | 推奨トラフィック |
---|---|---|
Azure Front Door | グローバル(リージョン間) | HTTP(S) |
Traffic Maneger | グローバル(リージョン間) | 非HTTP(S) |
Application Gateway | リージョン内 | HTTP(S) |
Azure Load Balancer | リージョン内 | 非HTTP(S) |
ロードバランサー
ゾーン冗長であるため、可用性ゾーン全体で高可用性を確保可能
レイヤー4(TCP/UDP)のリージョン内ロードバランサー
-
パブリックロードバランサー
- VNet内のVMにアウトバウンド接続を提供(プライベートIPアドレスをパブリックIPアドレスに変換)
- インターネットトラフィックをVMに負荷分散する目的で使用
-
内部(プライベート)ロードバランサー
- VNet内でトラフィックを負荷分散する目的で使用
- フロントエンドIP構成にプライベートIPを使用(Azureによってアクセスが制限される)
-
参考
Azure Front Door
Microsoftの最新のクラウドコンテンツ配信ネットワーク(CDN)
Microsoftのグローバルエッジネットワークを使用してコンテンツを配信
レイヤー7(HTTP/HTTPS)のグローバルロードバランサー
- 参考
Azure Application Gateway
Webアプリケーションに対するトラフィックを管理可能
URLベースのルーティングが可能
レイヤー7(HTTP/HTTPS)のリージョン内ロードバランサー
WAFやDDoS Protectionを使用してDDos攻撃からアプリケーションを保護可能
Traffic Manager
DNSベースのグローバルロードバランサー
パブリックエンドポイントに高可用性と高い応答速度を提供
各エンドポイントの稼働状況も監視可能
次の試験対策のまとめ
- AZ-104試験対策のまとめ「ネットワーク編③」
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