業務を通して、以前踏み台サーバーについて再確認することがあったので簡単に情報共有をしていきます。
踏み台サーバーとは
「中継地点サーバのこと」
です。サーバーを経由してサーバーに接続するということなのですが、少し詳しく話していきます。
踏み台サーバーについて
そもそもサーバーとは、「サービスや機能を提供する側のコンピュータ」です。
そこに対して色んな作業をする(アクセスする)訳なのですが、他のサーバにアクセスする際の中継地点になるサーバーが「踏み台サーバ」です。
ジャンプサーバーとも呼ばれています。
Aサーバー、Bサーバー、Cサーバーという3つのサーバーがあったとします。
CサーバーへのアクセスはBサーバーからしか許されていないとします。
あなたのサーバーがAサーバーだとして、Cサーバーにアクセスするには、一度Bサーバーにアクセスし、そこからCサーバーにアクセスする必要があるわけです。
このとき、Bサーバーは踏み台サーバーと言えます。
踏み台サーバーを使う理由
踏み台サーバを使う主な理由はセキュリティです。
目的のサーバにアクセスするには踏み台サーバを経由する必要があります。
踏み台サーバに接続できる人を制限することで、目的のサーバにアクセスできる人も制限できます。
踏み台サーバを止めてしまえば、目的のサーバに誰もアクセスできなくなるわけです。
上記のようなメリットのほかにも、環境を統一することができるというメリットもあります。
踏み台サーバーを利用するときはそれぞれのサーバーへのポートの割り当てを行って扱うため、ポートがごちゃごちゃにならないように気をつけましょう。