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Splunk: マシンデータ解析ソフト「Splunk」の無料クラウド環境を作成してみた

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会社の業務でSplunkに触れる機会があったので、勉強のためにクラウド環境を作成してみました。

0. Splunk とは

Splunk とは、 Splunk 社が提供する総合的なマシンデータ解析ソフトウェアです。
OSやアプリケーションのログ、サーバーやネットワーク機器のパフォーマンス情報、データベースに格納されているデータ等、マシンが生成する様々なデータを収集し、一元的に管理することでそれらのデータの解析を容易にします。

[Splunk] (https://www.splunk.com/ja_jp)

本記事では、 Splunk の無料クラウド環境を作成し、アクセスするところまでを目指します。
なお、本環境は2週間の利用期限があり、それを過ぎると利用できなくなります。
2週間を過ぎて利用したい場合は、以下の手順2から環境を作成し直してください。

1. アカウントの作成

Splunk のクラウド環境の作成には、 Splunk のアカウントが必要となります。
以下のサイトにアクセスし、必要事項を入力して作成してください。

[無料アカウント作成] (https://www.splunk.com/ja_jp/page/sign_up)

項目は以下の通りです。
全ての項目を入力する必要があります。

  • 苗字
  • 名前
  • 役職名 (部長、課長等。平社員の場合は一般社員でOK。)
  • 役職レベル (エンジニア、マネージャー、アナリスト等。)
  • 職種 (IT運用、営業、経理等。)
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 会社名
  • 国名
  • 郵便番号
  • ユーザー名
  • パスワード (8文字以上、数字/アルファベット大文字/アルファベット小文字/記号をそれぞれ1つ以上含む)

スクリーンショット 2021-09-11 19.59.55.png

2. クラウド環境の作成

Splunk のクラウド環境は、以下のサイトから作成します。

[ダウンロードサイト] (https://www.splunk.com/ja_jp/download.html)

サイトにアクセス後、「Splunk Cloud Platform」を選択してください。

スクリーンショット 2022-02-06 15.51.09.png

クラウド環境の作成画面が開くので、「トライアル版を開始する」を押しましょう。

スクリーンショット 2022-02-23 20.30.54.png

3. クラウド環境へのアクセス

クラウド環境を作成して少しすると、アカウント作成時に登録したメールアドレスに URL とユーザー名、パスワードが記載された「Welcome to Splunk Cloud Platform!」というメールが届くはずです。
届かない場合は、迷惑メールの設定などを確認してみてください。

スクリーンショット 2022-02-06 14.54.33.png

メールに記載された URL にアクセスすると Splunk のログイン画面が開くので、メールに記載されたユーザー名とパスワードを入力してください。

スクリーンショット 2022-02-06 14.27.41.png

ログインできたら最初にパスワードの変更画面が表示されます。

スクリーンショット 2022-02-06 14.27.56.png

次に利用規約が表示されるので、同意にチェックを入れて OK を押します。

スクリーンショット 2022-02-06 14.28.21.png

以上で Splunk のクラウド環境の作成は完了です。
手順に誤りがなければ、 Splunk のホーム画面が表示されているはずです。

スクリーンショット 2022-02-06 14.29.11.png

4. Splunk の学習

本記事においては、 Splunk の利用方法については触れません。
製品の概要や基本的な利用方法については、公式で提供している無料のトレーニングコンテンツが最もわかりやすいかと思います。

[Splunk トレーニング] (https://www.splunk.com/ja_jp/training/free-courses/overview.html)

基本的な内容について学びたい場合は「Splunk Fundamentals 1」を一通り受講すれば問題ありません。
ビデオの音声は英語ですが、日本語字幕も付けられます。

構築側についての学習も必要な場合は、「Splunk Infrastructure Overview」も追加で受講しておくとよいでしょう。
ただし、こちらは英語字幕しか選択できません。

Splunk 独自の検索言語である SPL についてより深く知りたい場合は、公式から提供している Splunk Documentation のコマンドリファレンスを眺めてみてください。

[カテゴリ別 SPL コマンド一覧(英語)] (https://docs.splunk.com/Documentation/SplunkCloud/8.2.2107/SearchReference/Commandsbycategory)

Splunk Documentation には他にも有用なドキュメントが複数存在するため、必要に応じて利用するとよいかと思います。
ただし、基本的に内容は英語で書かれておりますので適宜翻訳ソフトを活用する等してください。

Splunk のより詳細な仕様について確認したい場合は、日本語のマニュアルが Splunk Documentation に存在していますのでそちらを参照してください。
ただし、非常に分量が多い上に章番号が一切振られておらず、索引のようなものもない為非常に読みづらいです。

[Splunk 日本語マニュアル] (https://docs.splunk.com/Documentation/Splunk/8.2.2/Translated/Japanesemanuals)

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