実施環境
Microsoft Edge 124.0.2478.67 (64bit)
0. 概要
AWS は、アカウントを作ることで様々なサービスを使うことができます。
今回は AWS について、アカウントを作成してサインインするところまで進めてみます。
1. AWS アカウントの作成
以下のサイトに接続します。
右上の「 AWS アカウントを作成」をクリックします。
すると、メールアドレスの入力画面が出ます。
使用するメールアドレスと適当なアカウント名を入力し、「認証コードを E メールアドレスに送信」をクリックします。
入力したメールアドレスに以下のようなメールが届くので、書かれている認証コードを入力し、「認証を完了して次へ」をクリックします。
認証が成功したら、パスワードの設定画面に移ります。
なお、パスワードは以下の条件を満たす必要があります。
- 8文字以上
- アルファベット大文字、アルファベット小文字、数字、記号の4種類の文字のうち3種類以上を含む
パスワードを入力したら「次へ」をクリックします。
利用用途、氏名、電話番号、住所、郵便番号を入力し、「 AWS カスタマーアグリーメントの条項を読み、同意します」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
なお、ここの住所などは英語で入力する必要がありますので注意してください。
クレジットカード情報を入力します。
入力したら「確認して次へ」をクリックします。
次に、 SMS または音声通話で認証を行います。
SMS と音声通話のどちらを使用するかを選択後、国や電話番号を入力し、 CAPTCHA の認証を行って「 SMS を送信する」をクリックします。
SMS の場合は以下のようなメッセージが届くので、書かれているコードを入力し、「次へ」を押します。
最後にサポートプランを選択し、「サインアップを完了」をクリックします。
サポートを利用しない場合は「ベーシックサポート」でよいかと思います。
以上で、 AWS アカウントの作成が完了しました。
2. AWS アカウントのサインイン
さっそく、作った AWS アカウントでサインインしてみます。
「AWS アカウントを作成」の左隣にある「サインイン」をクリックします。
今の時点ではまだルートユーザーしかないので、「ルートユーザー」を選択し、設定したメールアドレスを入力して「次へ」をクリックします。
ルートユーザーは AWS の全ての操作が可能な、いわゆる「 admin 権限」「管理者権限」を持ったユーザーです。
この記事では以降も基本的にルートユーザーを用いて操作しますが、実際の運用ではできることを制限したユーザーを作成し、そのユーザーを使用したほうが安全です。
設定したパスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。
サインインに成功すると、以下のような画面に移ります。
これが、 AWS の管理の中心となる、 AWS マネジメントコンソール画面となります。
この画面から、各サービスの個別の画面に移動していきます。
3. リージョン設定
最後に、リージョンの設定をしておきましょう。
リージョンとは要するにサービスを提供しているサーバの物理的な場所のことです。
日本においては、 2024 年 5 月現在、東京と大阪の 2 都市が選択できます。
リージョンによって料金も若干変わりますし、企業などで利用する場合は通信速度や災害対策、法律上のリスクなど様々なことを考慮してリージョンを選定する必要があります。
リージョンはホームダッシュボードの右上から変更できます。
これ以降の作業は、操作の内容によって有料となる場合があります。
特に無料枠の範囲で作業を行いたい場合は、最新の無料条件や操作手順をよく確認するようにしてください。
https://aws.amazon.com/jp/free/
請求情報は、「 Billing and Cost Management 」から確認できます。