いままで、ホスティングサービスとしてはBitbucketを使用していました。しかし、GitLabのほうが無料でもいろいろ高機能だということで、移行してみました。
GitLabのいいところ
GitLabは今まで、ローカルサーバにインストールして使うもの、という印象が強かったです。しかし、クラウド上で利用できるGitLab.comが無料で利用できるようになったことで、より利用しやすくなったと思います。
もともとIssueやWikiの機能がある分、Bitbucketよりはチーム開発向けという印象が強いGitHubですが、公開リポジトリ限定ということがあったのでプロジェクトによっては使えない。それを非公開向けにしたのがGitLabというイメージですね(GitLabで公開プロジェクトにすることもできるようです)。
GitHubやBitBucketとの違い(無料プランのもの)
GitLab | BitBucket | GitHub | |
---|---|---|---|
リポジトリ数 | 無限 | 無限 | 無限 |
1リポジトリサイズ | 1GB | 2GB | 無限 |
チーム人数 | 無限 | 5人 | 無限(公開) |
Bitbucketは昔は無制限だった気がするんですが、調べたら2GB以上だとプッシュできなくなるようです。
ただ、1GB以上になることは画像とかいっぱい入れない限りはそんなにないのではないかと思います。
個人的な用途で分けるなら、チームで開発するとき(非公開)はGitLab、個人開発やサンドボックスはBitbucket、公開するならGitHubって感じですかね。
まあ、GitLabとBitbucketは使い分けるよりどちらかに統一したほうがいい気もしますが。
GitLabへの移行
移行はものすごく簡単でした。アカウントを作ってログイン後に、[New Project]でプロジェクト作成画面に行ったあと、Import project fromでBitbucketを選びます。すると、Bitbucketのほうの認証になるので、許可するとプロジェクト一覧が出てきます。プロジェクト一覧で移行したいもののImportボタンを押すだけでOK。
かんたーん!
Gitの設定
Import後のプロジェクトのTOPにURLがでてるので、それを使うように設定します。プロジェクトフォルダの.git/config内のurlを書き換えるだけでうまくいきました。個人設定で、パスワードやSSHキーの設定も忘れずに。
ちなみにurlを2つ併記するとBitbucketとGitLabの両方にプッシュすることも可能になります。
本当に20分くらいでimportからGitLabへのプッシュまで完了しました。簡単に移行が可能なのでGitLabを使ってみたい方は試してみてください。