TL;DR
近頃、巷ではjavascriptを自分のページに設置するだけで逮捕・家宅捜査されたり、ブラクラへのリンクを張っただけで補導されたりしたという噂をよく聞く。そこで、逆にどうしたら逮捕されることができるのかこれらの出来事から考えてみた。
CoinHiveで逮捕されたのはナゼか?
CoinHiveで逮捕されたのは何故だろうか。恐らく警察の早とちりイヤなプログラムだから逮捕されたのだろう。どこら辺がイヤなプログラムなのか?
- 見えない(見えないものは怖い)
- よく知らない(知らないものは怖い)
- パソコンが遅くなる(遅くなるとイライラする)
ほら、イヤなプログラムでしょ?まぁ、CoinHiveは恐らくトレンドマイクロが煽ったせいというのも大きいとは思われるが。
中2女子ブラクラ補導事件
中2女子ブラクラ補導事件というのは私が勝手にそう呼んでいるだけだが、2年生の女子中学生が掲示板にブラクラへのリンクを張っただけで補導されたという事件があった。
恐らく警察は彼女がそのプログラムを作ったものと勘違いしての所業だと思われるがそこは置いておく。
さて、このプログラムは下に示すような極めて簡単なプログラムで、ブラウザによっては途中で実行を止めてしまうようなものもある。
while(1) {
alert("閉じても無駄だよ!");
}
よしんば彼女が作ったとしてこの程度のプログラムで補導されるのは頭がおかしい常識的に考えてあり得ないが、補導されたのは事実である。なぜ警察は補導したのだろうか?
- 警告ダイアログが鬱陶しくてイライラするから
- 対処法を知らないと無限に時間をとられるから
など、やはりこちらも心情的な面が強く押し出されているように感じられる。
結論 - How to get arrested with javascript
結論としては、次のことが言えると思う。
- それっぽく見えるから逮捕した
→ それっぽく見せる (ex. 見えない場所で動かす、無限ループ etc.) - 現実的に逮捕できるから逮捕した
→ 下の「より逮捕される確率を上げるために」に詳しく書いた
恐らく全てはこの2点に集約されるものと思われる。
より逮捕される確率を上げるために
- 海外プロバイダではなく、国内プロバイダを必ず使う。
- 日本の警察ごときが海外のプロバイダにまで「最低でも英語で」発信者情報開示請求を出せる訳がないと思われるため。
- トレンドマイクロに敵視される
- 警察のサイバー犯罪対策はほとんど民間のサイバーセキュリティ企業の言いなり
- むしろこれが難しいまである
- できるだけ不快な思いをさせるようにする。
- 不快だし逮捕しても誰も文句言わないよね?
- 下手なことをすると冗談ではすまなくなるのでほどほどに。
というわけでブラクラを埋め込んでみる。押すと警告メッセージの無限ループが始まるので注意しよう。下の追記1をみてください。
一応念のため書いておく。
上記のブラクラ実行リンクについて
- 上記のリンクはブラクラを体験してみたい諸兄のために用意したものであり、リンクをクリックしたことによるいかなる損害も当方は一切関知しない。
- 無限ループ警告ダイアログはプログラム意図した動作であり、実行したユーザーはこの事を知っているものと見なす。
- 上記リンクをクリックするという行為をもってこれらの条項に同意したと見なす。
これで補導されたら面白すぎるので、ネタにします。