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[rails] rubocopとは?

Last updated at Posted at 2019-05-24

rubocop とは

コーディング規約に準拠してるかチェックするgemです!
簡単に言いますと、インデントやメソッド名、改行などのチェックをしてくれるものです。
今回は、このrubocopさんについてを会社のプロダクトにいれた時(後入れ)のやり方も交えて書きます。

流れ

gem 'rubocop'
gem 'rubocop-rails'
  • $bundle install
  • $rubocop で実行(たぶんめちゃめちゃ怒られます。。。)
  • 怒られた箇所修正!!!

.rubocop.yml を作成!

プロジェクト直下に「.rubocop.yml」を作成!!

.rubocop.yml
require:
  - rubocop-rails

Rails:
  Enabled: true

AllCops:
  Exclude:
    - 'db/schema.rb'
    - 'vendor/**/*'

# 日本語でのコメントを許可
AsciiComments:
  Enabled: false

このようなrubocop に対して制御するファイルを作成することで、ひとつひとつを修正していける!
(実際はその人や会社によってもっと設定がいることもあります。)

と簡単そうですが、後入れの場合、まぁーめちゃくちゃ怒られます!
そこで、私が実際にやったやり方は、

$bundle exec rubocop -R --auto-gen-config --exclude-limit 999999

オプションつけてrubocop コマンドを叩くと、「.rubocop_todo.yml」が作られます!!
このファイルは、現コードに対する一時回避の設定をしてくれます!これによって、怒られなくなります。
つまり、このファイルがなくてもエラーが起きないことがゴールです〜

このファイルをもとに「.rubocop.yml」を設定していきます!


実際の流れ

0.はじめに

.rubocop_todo.yml
inherit_from: .rubocop.yml

これを記述して、両方のファイルが参照されるようにしておく!
or
.rucocop_todo.ymlの内容を.rubocop.ymlに全コピー

  1. copを一個コメントアウト(削除)

  2. $rubocop何で怒られているかチェック
    -> 直したくない(これからもこのcop に対しては無視したい)->3A
    -> 直さないといけない->3B

3A.
例: AsciiCommentsに関しては、全ページで許可したい!

.rubocop.yml
# cop でどのようなことが怒られたかとか、どうしたいかを明記しておいたほうが良さそう
AsciiComments:
  Enabled: false

を追記
もしくは、

.rubocop.yml
AsciiComments:
  Exclude:
    - 'app/models/hoge.rb'

3B.
$rubocop -a自動で修正してくれる(これがめちゃ便利)単純にコードミスや可読性の高いコードにも直してくれる!
注:メソッドの名前などは直してくれない!!

ちなみに、私は$rubocop回した段階で何で怒られているのかがわからないやつは、とりあえず$rubocop -aを叩きました。
それで、diff でみてどう変更されたかを確認してました!!

流れに関してはこんなもんです!ひたすら、怒られているところの確認-> 修正 or 「cop」 無視

.rubocop.ymlの書き方について

rubocopの対象から除外するファイル指定

.rubocop.yml
AllCops:
  Exclude:
    - db/schema.rb
    - 'vendor/**/*'

copの無効化・有効化

.rubocop.yml
Rails:
  Enabled: true
.rubocop.yml
Lambda:
  Enabled: false

基本的には、cop は有効化されているのでEnabled: trueはそこまで使わないかも
Enabled: falseはcop 自体を無視したいときに使います!

warning のみを検知

.rubocop.yml
Bundler/OrderedGems:
  Severity: warning

warning レベルから取得

自動化

rubocop を最大活用するためには、自動化するしかないと思いまして、CircleCIと連携することにしました!
CircleCIに関しては、ここでは飛ばします笑

.circleci/config.yml
jobs:
  build:
    steps:
      - run: bundle exec rubocop

と設定するだけです!
自動で回してくれます!
github と CircleCI の連携と CircleCI ファイルの中にrubocop のコマンドを設定することでgithub 上で結果を確認できます!

まとめ

そもそも導入した経緯-> レビューする人が忙しい!!細かい修正で何度もやり取りするのが無駄!

  • チームみんなのコードで既存のcop の設定とは違う物が来たときなどのメンテナンスは、必要かなと。
  • 私自身、プロダクトに導入したばかりで結果がまだわかっていないので、便利なのか、あまり良いかはまだわかっていません(今更ですが)

非常に良かった点

  • まだ、コードを書き始めて長くない私にとって、$rubocop -aによって修正されたり、怒られたりすることでコードの違った書き方を勉強するいい機会になった!(実際これが一番でかい)

参考

https://qiita.com/kyohei_shimada/items/e739dec967eb5e61721c
https://blog-ja.sideci.com/entry/2015/03/12/160441

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