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2023年から始めるTableau入門① -ディメンジョンとメジャー-

Last updated at Posted at 2023-01-17

はじめに

23年2月からTableau案件にアサインされることになったので、理解深化のためにまとめます。
第1回目は、「ディメンジョンとメジャー」について。

筆者の技術力

業界歴半年で、つい2週間前にTableau Desktopをインストール。BIツールはTableauが初めてです。

参考

ディメンジョン

データを切る切り口のこと

例えば、「地域毎、年度毎に分析をしたい」とき、●●毎の部分がディメンジョンに当たります。
様々な形式や意味合いを持つフィールドがまとまったものがデータソースで、そこからやりたい分析に沿ってデータソースを切っていく=ディメンジョンで分けていくということですね。

メジャー

集計することに意味のあるデータのこと

例えば、「地域毎、年度毎(ディメンジョン)に売上と粗利の合計が見たい」とき、売上と粗利の部分がメジャーに当たります。
また、合計がメジャーの集計方法となります。

Tableauは、データソースに接続したときに、自動的に「このフィールドは、ディメンジョン(メジャー)だな」と判別し振り分けてくれます。
そのため、数値形式で設定された「社員番号」、「電話番号」などがメジャーに含まれることがありますが、上記定義で考えれば、社員番号を集計することに意味はないので、これらはディメンジョンであることが分かります。

Tableauが視覚化される仕組み

はじめてTableauを触ったとき、自由自在にグラフが変わっていく様子が楽しく思えました。
Tableauはどのように視覚化しているのでしょうか。
上記で学んだディメンジョンとメジャーを使って一言で表すと、

データをディメンジョンで切り分けた範囲の中で、メジャーを集計し視覚化表示している。

具体例で説明するため、以下に3つのグラフを作ってみました。
それぞれのグラフで、どのように切り分けているでしょうか。

① データ全体の売上(メジャー)を集計

データの切り分けは無し。全てのデータに対して集計を行っている。

image.png

② 売上合計を地域別(ディメンジョン)に集計

データの切り分けは「地域」。「地域」毎の範囲で集計を行っている。

image.png

③ 地域別集計をカテゴリ別(ディメンジョン)でも集計

データの切り分けは「地域とカテゴリ」。「地域とカテゴリ」毎の範囲で集計を行っている。

image.png

まとめ

ディメンジョンとメジャーについてまとめました。
それぞれの違いは明らかになりましたが、グラフを作る上で「データを切り分ける」イメージが難しくもありますので、Tableauを思うがままに触ってイメージを固めたいと思います。

ありがとうございました。

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