PCが新しくなったのでmsysを入れます。
apacheとかPHPとかコンパイルしたいと思います。
ついでにいろいろなものを可能な限り自分でコンパイルしようかと思います。無謀にも。
以前はmsys+MinGWを入れていたのですが、
MinGWは、MinGW-w64
msysも、msys2が出ていました。
MinGW-w64とmsys2もコンパイルできるのでしょうか?、とりあえず、MinGWを入れてみます。
MinGWのオリジナルサイトは以下?
インストーラは、以下のいずれかのサイトからダウンロードします。sourcefoorgeの方がちょっと古いく0.6.2で、OSDNが0.6.3です。
sourceforgeの日付は、2013‐10-04ですね。古いです。
This project is in the process of moving to osdn.net/projects/mingw,
you can continue to follow us there.
souceforge からOSDNでの配布に切り替えているということみたいです。
戻ってきましたね。MinGWのオリジナルサイトは以下です。
このサイトに簡単なインストール方法が紹介されています。
ではMinGWをインストールしていきます。
インストールが終わると、MinGW Instration Managerが起動します。
ここから、いろいろなpakageがインストールできるようですが、
MinGW base systemを選びます。
gccコンパイラなんかは、このbase systemを選ぶと自動で選択されます。
Apply Changesでインストールプロセスが始まります。
Schedule pending action からApply ボタンを押します。
./configureやmakeをするためにはautotoolsを使ってconfigureやMakefileファイルを扱えるようにする必要があるので、MinGW-Autotoolsも選択しておきます。
MinGW-Autotoolsをひとつ選択すると、他の関係するpackageが選択されます。
msysが勝手にインストールされています。
MinGW-Autotoolsを選択すると、msys-libiconv-dllとmsyslibintl-dllが勝手に選択されていて、これがインストールされたいたようです。
遡るとMinGW-Base-Systemをインストールすると、MingGW-AoutotoolsのMinGW-libiconv.dllとMinGW-libintl.dllもインストールされており、何か関係があるのかもしれません。
どちもDescriptionでは同じ説明内容なので、MinGWの方を生かしてmsysは使わないようにします。
・libiconv:GNU libraries and utilites for character conversion
・libintl :GUN Internationalization Runtime Library
勝手に選択されていた箇所をUnmarkしてインストールしないようにします。
他にも勝手に選択されてインストールされるものがありました。
すべてUnmarkします。
しかしそれでもmsysフォルダができてしまいますが、これはとりあえず無視しておきます。
意図せずに使われないようにフォルダ名を変えてしまいました。
ヒデじゃなくてハイド、隠すね。
当たり前というか、恥ずかしながらMinGWとmsysの違いが当初わからず、MinGWを入れるとmsysもセットで入ったりするので、両者の区別を意識しないままに使っていました。
正確にいうと意識していたからこそmsysを別に入れていたけでど、MinGWで入るmsysとの関係が分からなかった感じです。
MinGWはGUN コンパイラ環境をWindowsで使えてWindowsプログラムとして実行ファイル(拡張子.exeや.dll)を作つことができる、というものであって、Unixコマンドを使いたければmsysを入れる必要がある、ということなのですが、この意味もよくわかっていなかったと思います。
例として、Dosプロンプトでコマンドを打ってみます。
gccは動きますが、lsは動きません。
lsでファイル一覧を見たければmsysを入れろということです。
しかもmsys2の解説を見ると、msys2からMinGW-w64からインストールできるとか入れ子に関係が逆転してて意味わかりません。
気を取り直して、いよいよmsysを入れていきます。
単体のインストーラはなかなか見つかりませんでした。
以下のWikiでリンクを発見
https://genome.sph.umich.edu/wiki/Installing_MinGW_%26_MSYS_on_Windows
インストールしたらWindowsメニューからmsysを起動しますが、2種類から選択できます。rxvt
msys
mays(rxvt)
msysのアイコンをクリックすると、sh.exeかrxvt.exeでコンソールが開きます。
rxvt.exeは、X windows systemをエミュレートするので、画面の色などは起動与えます。
配色を変えたい場合はmsys.batの該当箇所を変更する等の方法があります。
背景色がLightYellowで、前景色がNavyと設定されています。
`
if "x%MINGW32BGCOLOR%" == "x" set MINGW32BGCOLOR=LightYellow
if "x%MINGW32FGCOLOR%" == "x" set MINGW32FGCOLOR=Navy
`
背景色と前景色を変更してみます。
`
if "x%MINGW32BGCOLOR%" == "x" set MINGW32BGCOLOR=Black
if "x%MINGW32FGCOLOR%" == "x" set MINGW32FGCOLOR=Green
`
rxvtではないsh.exeの場合はDosプロンプトが起動しDosプロンプトと同一インタフェースで画面の色等を設定できます。