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AWS(EC2 + RDS) でLaravel環境構築

Last updated at Posted at 2021-08-22

スクリーンショット 2021-08-21 11.04.33.png
AWS EC2のインスタンス作成〜Laravelのマイグレーション実行までの備忘録です。

実行環境
MACOS

EC2インスタンスの作成

リージョン選択

画面右上のリージョンを選択します。

今回は「東京リージョン」を選択します。
詳しい違いは以下のサイトが参考になりました。
https://www.t3a.jp/blog/infrastructure/aws-best-region/

簡単にいうと、
スピード重視:東京、大阪
金額重視:バージニアなど
を選ぶとよいです。

スクリーンショット 2021-08-21 10.04.49.png

マシンイメージ(AMI)選択

AMIとは、インスタンスを作成するのに必要なOSやサーバー情報のテンプレートのことです。
Linux,Windows,macOSなどを選択できます。

今回は、無料枠で使える「Amazon Linux」を選択します。
スクリーンショット 2021-08-21 10.20.26.png

インスタンスタイプ選択

ここではCPUやメモリを選択します。
無料枠で使える「t2.micro」を選択します。

スクリーンショット 2021-08-21 10.21.02.png

インスタンスの詳細の設定

ここは特に変更不要です。

スクリーンショット 2021-08-21 10.21.02.png

ストレージの追加

ここは特に変更不要です。
スクリーンショット 2021-08-21 10.25.25.png

タグの追加

管理しやすいようにインスタンスにタグをつけます。

スクリーンショット 2021-08-21 10.26.02.png

セキュリティグループの設定

ここではファイアウォールの設定を行います。
「ルールの追加」をクリックし、HTTP、HTTPSを追加します。
セキュリティグループ名を任意の名前に変更します。

スクリーンショット 2021-08-21 10.28.46.png

インスタンス作成の確認

設定を確認してください。
渓谷メッセージが出ますが、今回はブラウザで表示確認をしたいため、無視してよいです。
「起動」をクリックします。

スクリーンショット 2021-08-21 10.35.20.png

キーペアの作成

「起動」をクリック後、SSH接続を行うためのキーペアの作成ができます。
「新しいキーペアの作成」を選択し、
暗号化方法として、RSAとED25519が選択できます。ED25519の方が強固で速いそうです。
キーペア名を入力したら、「キーペアのダウンロード」をクリックします。
ダウンロードしたら大事に保管してください。

ステータス確認

作成ステータスが確認できます。
少し時間が経ったら画面を更新すると、ステータスが「running」になります。

インスタンスに接続

実行中のインスタンスにチェックを入れ、右上の「接続」をクリックします。

スクリーンショット 2021-08-21 10.54.54.png

「SSHクライアント」タブを選択します。

スクリーンショット 2021-08-22 16.01.25.png

MAC環境であればターミナル、WindowsならTelaTermなどから、
pemファイルがあるディレクトリに移動し、以下を実行します。
(編集されるのを防ぐため)

chmod 400 <なんとか.pem>

次に以下のコマンドでインスタンスに接続します。

ssh -i ""<なんとか.pem> <インスタンス名>

以下が聞かれたらyes

Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes

これでSSH接続完了です。

スクリーンショット 2021-08-21 11.01.55.png

RDSデータベースの作成

mysqlのデータベースを作成していきます。
「データベースを作成」をクリック

スクリーンショット 2021-08-21 11.04.33.png

無料枠で作成します。
*ここで設定したパスワードを忘れないように

スクリーンショット 2021-08-21 11.05.09.png

・標準作成
・mysqlを選択

スクリーンショット 2021-08-21 11.04.47.png

・データベース名(後からでも作れる)
・他はデフォルト

スクリーンショット 2021-08-21 11.08.21.png

VPNも一緒に作成
(初めて作る場合はVPCセキュリティグループは新規作成)

スクリーンショット 2021-08-21 11.07.47.png

最後に「データベースの作成」をクリックします。
しばらくしたら、利用可能になります。

セキュリティグループを設定

作成したRDSインスタンスのセキュリティグループをEC2作成時に設定したセキュリティグループと同じにします。スクリーンショット 2021-08-22 17.20.05.png

以上でRDSの設定は完了です。
EC2に接続し、以下コマンド実行で確認

mysql -h <DBインスタンス> -P 3306 -u admin -p

EC2の準備

次に以下のコマンドでインスタンスに接続します。

ssh -i ""<なんとか.pem> <インスタンス名>

パッケージのアップデートをします。

sudo yum update -y

MySQL、Git、Apache、cURLをインストールします。

sudo yum -y install mysql git httpd curl

Apacheを起動してみます。
*エラーが出たらservice httpd configtestでどこがおかしいか確認してください。

sudo systemctl start httpd

Laravelの起動

GitHubにソースを上げておいてください。
EC2に接続し、Gitのユーザー名とメールアドレスを設定

git config --global user.name "hoge"
git config --global user.email hoge@hoge.co.jp

PHPをインストールします。
(バージョンは任意)

sudo amazon-linux-extras install -y php7.3

コンポーザーをインストールし、パスを通します。

curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
sudo mv composer.phar /usr/local/bin/composer

プロジェクトのディレクトリを作成します。
今回は/var/www

権限を変更します。

sudo chown ec2-user:ec2-user /var/www

プロジェクトのディレクトリに移動し、git cloneします。

git clone なんとか.git

Composerのパッケージをインストールするために必要なライブラリをインストールします。

sudo yum install -y php-xml

composerをインストールします。

composer install

php-mbstringがないエラーが出た場合はインストール
yum -y install php-mbstring

他のエラーが出たら取り合えず以下のコマンドを試す。
composer update

それ以外はちゃんと調べる。

Apacheにプロジェクトのパスを通します。

sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

以下の部分を修正します。

DocumentRoot "/var/www/<プロジェクトディレクトリ>/public"

以下コードを追加

<Directory /var/www/<プロジェクトディレクトリ>/public>
 AllowOverride All
</Directory>

以下のコマンドで再起動します

sudo service httpd restart

.envファイルを作成します。

cp .env.example .env

(設定例)

APP_NAME=Laravel
APP_ENV=local
APP_KEY=
APP_DEBUG=false  ←trueだと設定情報漏れるので注意
APP_URL=http://localhost

APP_KEYを生成します。

php artisan key:generate

Application key set successfully.が表示されれば成功

権限の付与

chmod -R 777 storage
chmod -R 777 bootstrap/cache

EC2のパブリック IPv4 DNSで画面が表示されるか確認してください。
表示されない場合は以下確認
・https,http
config:chacheconfig:clearroute:clearコマンド

デフォルトのルートが残っているとroute:clearでエラーが出ます。

Route::get('/', function () {
    return view('welcome');
});

は次のように変えるとよいです。

Route::view('/', 'welcome');

最後にDB設定をします。
.envを編集します。

DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=<RDSインスタンス>
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=laravel
DB_USERNAME=admin
DB_PASSWORD=password

マイグレーションを実行

php artisan migrate

以上、で環境構築終了です。
お疲れ様でした。

参考文献

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