はじめに
VS Code の code
コマンドは、ターミナルから VS Code を簡単に起動できる便利な機能です。
しかし、code .
を実行した際に「command not found」と表示されることがあります。
本記事では、その原因と解決策を詳しく解説します。
問題: code
コマンドが見つからない
ターミナルで code .
を実行したときに、以下のようなエラーが表示されることがあります。
~/Desktop/VScode code .
zsh: command not found: code
このエラーは、VS Code のコマンドラインツール (CLI) がインストールされていない、またはパスが設定されていない ことが原因です。
解決策 1: VS Code の CLI ツールをインストール
VS Code の code
コマンドを使うためには、CLI ツールをインストールする必要があります。
手順:
- VS Code を開く
- メニューバーの View → Command Palette... (
⌘ + Shift + P
) -
Shell Command: Install 'code' command in PATH
を検索し、実行 - ターミナルを再起動し、以下のコマンドで動作確認
code --version
これで code
コマンドが認識されるようになるはずです。
実行後の画面
解決策 2: code
コマンドのパスを確認
code
コマンドが正しくインストールされているかを確認するには、以下のコマンドを実行します。
which code
何も表示されない場合は、code
コマンドがパスに通っていない可能性があります。
実際のターミナル画面
解決策 3: 手動でパスを設定する
code
コマンドの実行ファイルが /Applications/Visual Studio Code.app/Contents/Resources/app/bin/code
にある場合、~/.zshrc
にパスを追加して手動で設定できます。
手順:
-
.zshrc
に以下を追加export PATH="$PATH:/Applications/Visual Studio Code.app/Contents/Resources/app/bin"
-
設定を反映
source ~/.zshrc
-
再度、
code .
が動作するか確認code .
解決策 4: ターミナルを再起動する
上記の設定を適用した後、ターミナルを閉じて再度開き、試してみてください。
まとめ
- VS Code の CLI ツールをインストールする(一番簡単)
-
which code
** でパスを確認** - 必要なら
~/.zshrc
にexport PATH
を追加 - ターミナルを再起動して
code .
を試す - それでもダメなら Homebrew で再インストール
これで code
コマンドが動作するはずですので、試してみてください!