はじめに
Excelには、データの検索や整理を効率化するための便利な関数が多数用意されています。
その中でも、「VLOOKUP関数」は、特定のデータを検索し、対応する値を取得する際に役立ちます。
本記事では、VLOOKUP関数の特徴や使い方を詳しく解説し、実際の使用例を紹介します。
書こうと思ったきっかけ
Excelを使用する中で、大量のデータから特定の情報を検索することがよくあります。
しかし、VLOOKUP関数の使い方や適切な活用方法に迷うことがありました。
そこで、この関数の使い方を整理し、具体例とともに分かりやすくまとめることで、より効率的にデータを扱えるようにしたいと考えました。
VLOOKUP関数の基本
関数 | 説明 | 例 |
---|---|---|
VLOOKUP |
指定した値を検索し、対応する列の値を取得する | =VLOOKUP(1001, A2:C10, 2, FALSE) |
実際に使ってみた
1. VLOOKUP関数(指定した値を検索する)
VLOOKUP
関数は、指定した範囲内で特定の値を検索し、指定した列の値を取得します。
使用例:
=VLOOKUP(1001, A2:C10, 2, FALSE)
説明:
この式は、A2:C10の範囲内で1001
を検索し、その値が見つかった行の2列目のデータを取得します。例えば、A列にID、B列に名前がある場合、IDが1001
の人の名前が返されます。
VLOOKUP関数のポイント
- 検索範囲の 最左列 で指定した値を検索する。
-
列番号
は、検索範囲の 左から何列目 の値を取得するかを指定する。 -
FALSE
を指定すると、完全一致の検索を行う。
まとめ
- VLOOKUP関数 は指定した値を検索し、対応するデータを取得する。
- 大量のデータから特定の情報を素早く取り出すのに便利。
- 検索する値は検索範囲の最左列に配置する必要がある。
VLOOKUP関数を使いこなすことで、Excelでのデータ検索が格段に効率化されます。ぜひ活用してみてください!