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フロント入門:静的サイトと動的サイトのメリット・デメリットを自分なりに体系的にまとめてみた

Last updated at Posted at 2025-03-17

はじめに

ウェブサイトには静的と動的の2種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。本記事では、両者の違いや使用される技術、メリット・デメリットについて解説します。

1. 静的ウェブサイトとは?

静的ウェブサイトは、HTML、CSS、JavaScriptなどで構成されており、サーバー上にあるファイルがそのままユーザーに提供されます。ページの内容は固定されており、ユーザーごとに変化することはありません。

特徴:

  • 事前に作成したページがそのまま表示される
  • サーバーサイドの処理が不要
  • ページの読み込み速度が速い
  • 更新には手作業が必要

主に使用する言語:

  • HTML(構造)
  • CSS(デザイン)
  • JavaScript(簡単な動きやインタラクション)

メリット:

  • シンプルで高速
  • サーバー負荷が少ない
  • セキュリティリスクが低い

デメリット:

  • 更新が手間
  • インタラクティブな機能が難しい

使用例:

  • 企業の紹介ページ
  • ランディングページ
  • ブログ(JekyllやHugoなどの静的サイトジェネレーターを利用)

2. 動的ウェブサイトとは?

動的ウェブサイトは、サーバー側でプログラムが実行され、データベースなどから情報を取得してページを生成する仕組みです。PHP、Python(Django, Flask)、Ruby on Railsなどのフレームワークがよく使われます。

特徴:

  • リアルタイムにデータを処理
  • ユーザーごとに異なるコンテンツを表示
  • データベースとの連携が可能
  • 自動更新ができる

主に使用する言語:

  • サーバーサイド言語(Python, PHP, Ruby, Node.js, Java, C#)
  • フロントエンド(HTML, CSS, JavaScript, TypeScript)
  • データベース(MySQL, PostgreSQL, MongoDB, Firebase など)

メリット:

  • ユーザーに応じたコンテンツを提供可能
  • 更新作業が簡単
  • データベースを活用できる

デメリット:

  • サーバー負荷が高い
  • セキュリティリスクがある(SQLインジェクションなど)
  • 静的サイトよりも開発が複雑

使用例:

  • SNS(Facebook、Twitter)
  • ECサイト(Amazon、楽天)
  • Webアプリ(Google Docs、Trello)

3. 静的サイトと動的サイトの選び方

どちらを選ぶかは、用途によります。

  • 小規模なサイト・情報の更新が少ないサイト静的ウェブサイト
  • ユーザーごとに異なるデータを表示するサイト動的ウェブサイト

また、近年では 静的サイト+動的機能(Jamstack) というアプローチも普及しています。

まとめ

静的ウェブサイト 動的ウェブサイト
ページの生成方法 事前に作成したページを表示 リアルタイムで生成
更新方法 手動更新 自動更新が可能
処理速度 高速 処理によって遅くなることも
サーバー負荷 低い 高い
インタラクティブ性 低い 高い
使用する技術 HTML, CSS, JavaScript PHP, Python, Ruby, Node.js, Java, C# + データベース

ウェブサイトを作る際は、用途に応じて最適な方法を選んでみてください!

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