はじめに
インターネットを利用する際、一般的なブラウザモードとシークレットモード(プライベートブラウズ)を使い分けることができます。
両者の主な違いについて簡単に説明します。内容については、個人の備忘録レベルとなりますが、ご容赦ください。
書こうと思ったきっかけ
ブラウザの通常モードとシークレットモードの使い分けについて疑問を持ちました。
クッキーや履歴の保存による影響を考えながら、最適な設定を選びたいと思いました。
仕事とプライベートでの使い分けも整理したく、まとめることにしました。
主な違いについて
1. 履歴の保存
- 普通のブラウザ: 訪れたサイトの履歴が保存され、後で確認できます。
- シークレットモード: 閲覧履歴は保存されず、ブラウザを閉じると消去されます。
2. キャッシュやクッキーの扱い
- 普通のブラウザ: サイトごとにクッキーが保存され、ログイン情報や設定が維持されます。
- シークレットモード: 閲覧中のみクッキーが有効で、閉じると削除されます。
3. ログイン状態
- 普通のブラウザ: 一度ログインすれば、ブラウザを閉じても再びアクセス可能。
- シークレットモード: ブラウザを閉じるとログイン状態がリセットされ、再度ログインが必要。
4. 拡張機能(アドオン)の動作
- 普通のブラウザ: すべての拡張機能が通常どおり動作します。
- シークレットモード: デフォルトでは拡張機能は無効。ただし、手動で有効にできる場合も。
5. IPアドレスと追跡
- 普通のブラウザ: インターネットプロバイダやウェブサイトは、通常どおりIPアドレスを識別可能。
- シークレットモード: IPアドレス自体は隠されないため、完全な匿名性は確保されない。
シークレットモードの活用シーン
- 他人のPCや公共の端末を使用するとき
- 一時的にログインが必要な場合(例: SNSのサブアカウント)
- 検索履歴を残したくない場合
- 価格比較サイトでクッキーの影響を避けるため
まとめ
シークレットモードは「完全な匿名性」を提供するわけではありません。
会社や学校のネットワーク管理者、インターネットプロバイダは、どのサイトにアクセスしたかを把握できます。
また、ウェブサイト自体も指紋認証技術などを用いてユーザーを特定することがあります。
結論として、シークレットモードはプライバシー保護に役立ちますが、VPNやトラッキング防止ツールと組み合わせることで、より高い匿名性を確保できます!