はじめに
Go言語のswitch文は、条件に応じた処理の分岐を簡潔に記述できる構文です。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
他の言語とは少し異なる特徴があり、使いこなすことでコードの可読性が高まります。
書こうと思ったきっかけ
受講しているITスクールでGoの勉強会が開催されていて、そこで学んだ内容を整理・復習するためにまとめています。
switch文の基本構文
switch 式 {
case 値1:
// 処理1
case 値2:
// 処理2
default:
// どのcaseにも該当しない場合の処理
}
例:
package main
import "fmt"
func main() {
day := "Monday"
switch day {
case "Monday":
fmt.Println("週の始まりです")
case "Friday":
fmt.Println("もうすぐ週末です")
default:
fmt.Println("通常営業日です")
}
}
特徴とポイント
- break が不要(caseが実行されると自動的に抜ける)
- 複数のcaseに同じ処理を書くことができる(カンマ区切り)
- switch 式がなくても条件分岐できる(if-elseのような使い方)
式なしswitch(if-else代替):
switch {
case age < 13:
fmt.Println("子供です")
case age < 20:
fmt.Println("ティーンエイジャーです")
default:
fmt.Println("大人です")
}
まとめ
Goのswitch文は、冗長なif-elseを避けつつ、複雑な条件分岐を整理するのに適しています。特にbreak不要、式省略可能といったGo独自の仕様を理解しておくことで、よりスッキリとしたコードが書けるようになります!